マルチに使える抜き型「パテ抜セット」。
いやいやいや、そもそも「パテ抜」ってなんですのん。て話ですよね。
※何かを抜くものである事だけは間違いない。
※↑ヒント少な過ぎるやろ。
パテ抜とは、タルトを作る時などに、型に敷き込むための生地を丁度いい絶妙な大きさに抜いてくれる抜き方です。
似たものに「セルクル」がありますが、セルクルは金属で底のない枠のみの型の事で、オーブンに入れて焼成したりもできます。
※CUIREのガレット・ブルトンヌはセルクルに入れて焼成します。
※セルクルマウント。か。↑
セルクルは主に「型」として使うので、厚みも分厚め。
※ケーキ型ぐらいの厚みある。と思う。
※体感kinako調べ。
パテ抜きは主に「型抜き」として使うので、薄め。
※薄いとサックリ断面がキレイに抜けるよ。
そんなパテ抜ですが、タルト生地以外にも結構マルチに使えるんです。
まずは普通にクッキー型として。
↑このクッキーみたいなシンプルなクッキー型として使えます。
※そらろうやろな。
菊型しばりなだけならセットでなくとも100均でも売ってますが
セットという事は・・・ですよ、奥さん。
※久しぶりの奥さんふり。
大きさが自由自在って事なんですよ、旦那さん。
※急に旦那。
セットには38mm、48mm、58mm、68mm、78mm、88mm、98mmの大きさ違いのパテ抜が入っており
気分によっちゃ98mmの特大クッキーだって作れちゃう☆
※正気ですか。
さすがにそれはやった事ないですが
※ないんかい。
68mmぐらいまでなら、サンド系のクッキーを作る時なんかに使います。
アイシングクッキーとかなら大きめの方が向いてるよね。
※棒読み。↑
※あんた絶対やった事ないやろ。
それから、ムースとかモンブランとかの土台にスポンジケーキを使う時
パテ抜でスポンジケーキをくり抜くと便利。
言い忘れたけど、このパテ抜に関しては「菊型」と「円型」両面使えます。
※リバーシブル発想。
なので、スポンジケーキ他、丸くくり抜きたい時にも使える。
同じサイズのパテ抜を使って、菊型でクッキーを作って丸型でチョコガナッシュをくり抜いて挟めば
絶妙にサイズ感の合うチョコサンドクッキーができたりする。
あとね、絞り出し用のガイドを作る時にも便利。
※ちょっと何言うてんのか分かりづらいけど。
例えば
このマカロンガイド付きシルパットの、ガイドの大きさをもう少し大きくしたい時
※大きめマカロンとか大きめシュークリームとか。
※↑大きめのマカロンってなんかダサそう。
※お菓子界のハンバーガーかよ。とかなりそう。
クッキングシートに、好きな大きさのパテ抜の円型を使って円を描くと
オリジナルのガイド付きシートができる。
※中太の油性ペンで描くと見えやすくておすすめ。
※使う時はガイドシートの上にもう一枚クッキングシートを乗せるか、裏返して使おう。
※裏返して使うと使い捨てに、2枚重ねの方は何回か繰り返し使えるよ。
あとは普通にタルト生地くり抜いたり、パイ生地くり抜いたり、スコーンくり抜いたにももちろん使える。
※そもそもそれが仕事です。
とまぁ、使用頻度はそこまで高くないのだけど、持ってるとめっちゃ便利です。
ちなみに、円型も菊型も金属製のセットが存在するけど
まーまーのお値段するから気をつけて。
※6000円から8000円ほどします。
※パテ破産するわ。
よほど金属にこだわりが無い限り、ナイロン製でも充分使えるので
初心者さんはコチラから始めましょう。
※これなら円型と菊型別々に買わなくてもいいしね。