たくさんある「薄力粉」の違いってなに?
製菓材料専門店に初めて行った時、正直少々衝撃を受けました。
※冒頭から『ショウ』遊びが過ぎるぞ。
それは、薄力粉の種類多ない!?
という驚きです。
※ひっくり返った。
※って程ではないけども。
※やめてよー。もー。どれ買ったらいいかわからんやーん。
※とはなった。
それから、ネットを中心に情報収集し、数種お試しした結果、このお菓子にはこの粉、このお菓子にはこの粉
※何で2回言うたん。
と使い分けるようになりました。
でもそもそも、薄力粉の違いでどのぐらいお菓子の仕上がりの違いが出るのでしょうか?
知りたくはないですか?
知りたくないという方は、そっ。とスマホを閉じて、再び開いて読んでください。
※結果読ませるタイプ。
※一回閉じさせた意味。
薄力粉の種類の違いは「タンパク質量」と「灰分」の違い。
って見出しでもう言うてしまってますけどね。
※セルフネタバレ。
大きな違いは、タンパク質の量と灰分(かいぶん)の違いです。
※ちなみに『小麦粉』は薄力粉ほか中力粉や強力粉など小麦でできた粉の総称。
※今そのややこしい情報要らん。
※さっきネットで薄力粉調べてたら『薄力粉が足りなくなった時は米粉を代用しても大丈夫です。』的な記事があったけど薄力粉無い家に米粉なんてもっと無いと思う。って思った。
※今そのどうでもいい情報要らん。
小麦粉はタンパク質の量で強力粉(タンパク質多)、中力粉(中)、薄力粉(少)と分類されますが、その薄力粉の中でも、種類によってタンパク質量が違います。
※微妙にね。
※非常に微妙。
※言い得て妙。
※『妙』遊びすな。
そしてタンパク質量の多い方が、弾性、粘性が高くなり、少ない方が粒子が細かく繊細です。
※微妙にね。
※非常に微・・・
※もうええ。
そんな理屈はどうでもええねん。
という方に、今回は3種の薄力粉の比較と、薄力粉の違いによるお菓子の仕上がりがどう違うか?を見てみましょう。
※あ、私は遠慮しときます。とか無しな。
※そんなん言わんとってぇや。
※たまには話聞いてぇや。
薄力粉3種を比較してみた。
今回はこの3種を比較。
※って言われても見た目全然違いわからんわ。
※↑自分でも一瞬わからんくなった。
1種目:ドルチェ。
※&ガッバーナ。じゃない方の。
※その香水のせいじゃない方の。
2種目:特宝笠(とくたからがさ)
※特別な読み方があるんかと思いきや意外と読み方そのままでビックリするやつ。
3種目:エクリチュール。
※エリクシールの親戚ではないです。
※そしてずーっと書いた文字がふざけている。
※真剣に書いとんねん。
まずは写真ではわからない、見た目の違いから。
※写真には写らない美しさが、あーるーかーらー。
※今日一日頭にリンダリンダ流れるけどゴメン。
色は基本白ですが、見比べるとエクリチュールが少し茶色っぽく見えます。
※老眼かな?
※違うよ。灰分のせいだよ。
これは灰分量のせいで、灰分が多いとほんの少し茶色っぽく見えます。
※良かった。老眼じゃなくて。
※いや実際は老眼入ってきてるけども。
ちなみに灰分量が多い方が小麦の香りが強かったです。
※ここ、テストに出ます。
3種の粉自体を触ってみたところ、特宝笠が一番キメ細かくしっとりとした印象。
※軽くてサラサラ。
※触ってないみたい。
※実際は触ってるのに触ってないみたい。
※↑何の時間。
その次に細かいと感じたのはドルチェ。
エクリチュールが粉のキメ細かさとしては一番粗く感じました。
※いい意味で。
※↑どんな意味。
そして、香り。
一番小麦の香りを強く感じたのはエクリチュール。
※さっきテストに出るって言われたやつ。
※ちなみにこの3種の中でエクリチュールが一番灰分量が多い。
その次に特宝笠→ドルチェ。
さて、これらがお菓子の仕上がりにどう影響するのか、楽しみです。
※いやもう結果知ってるけど。
※自分で作ったから知ってるけど。
ちょっと長くなったのでお菓子の仕上がり違いについてはコチラをご覧ください。
※前置き長くて日をまたぐパターン。