やっぱりマドレーヌ型は松永製作所。
先日ご紹介したマドレーヌをもう少し本格的に作りたくて、冬。そしてできればもう少しボリュームが欲しい、冬。
※しかも真冬。
※冬推しの意味。
12個取りのマドレーヌのレシピを公開しましたが、今回は少し大きめの8個取型で作ってみました。
そして、マドレーヌ型は本気の松永製作所。
※We are 松永。
フィナンシェのレシピでもご紹介しましたが、本当に型離れが抜群で、シルエットの美しいお菓子が焼けるのです。
※お道具のお陰で腕が上がった。
※みたいな気にさせてくれる。
※気のせいなんかい。
※いや、型のおかげです。
レシピの工程内容は12個取と変わりませんが、型の違いによる仕上がりの違いを見ていただくためにも
8個取改訂版としてアップしておきます。
※単純にちょっと大きい。ぐらいの話ですが。
※ひとまず読んで。
もうワンランク上のマドレーヌが作りたい型は、必見です。
※型だけに~。言うて。
※もとい、方。
プロ直伝。ちょっと大きめ8個取マドレーヌのレシピ。
材料(松永製作所マドレーヌ型8個分)
下準備
・薄力粉、ベーキングパウダー、アーモンドプードルは合わせて軽く混ぜておく
・バターは湯せん、または電子レンジで温めて溶かしバターにしておく
・オーブンの予熱は190℃にしておく(焼成温度は180℃)
・素晴らしい型を作ってくださった松永製作所さんに改めて感謝する
ちなみに、分量が違うだけで工程は12個取マドレーヌと全く同じです。
※二度手間。
なのでちょっと駆け足という名のザックリで説明しています。
※詳しくは12個取をご覧あそばせ。
手順
①ボウルに「★」印の材料を入れ、湯せんにかけてすり混ぜるように混ぜながら、40℃ぐらいまで温める。
※カソナードのつぶつぶがほぼ消えるまで。
※混ぜるけど泡立てないで。
※生き急がないで。
②湯せんから外し、合わせておいた粉類をふるいながら加え、中心から外側に向かってゆっくりと混ぜ、ダマがなくなるまで混ぜる。
※ダマがなくなったらそれ以上混ぜないで。
※生き急がないで。
③溶かしバターを加え、バターと生地が一体化するまで混ぜる。
※粉とバターのマリアージュ。
※「マリアージュ」って何ですか?
④絞口を止めた絞り袋に流して冷蔵庫で一晩寝かす。
※お得意の。
⑤冷えた生地を室温に戻したら、オイルスプレーかバターを塗った型に、9分目ぐらいまで生地を絞り出す。
※1個27~28gが目安。
⑥180℃のオーブンで12~13分焼成する。
※飛び出した“おへそ”が乾いていたらOK。
⑦アツアツを召し上がれ。
結果、本気で美味しいマドレーヌが作りたいなら、松永製作所一択。
見た?仕上がり。
※そら見たやろ。
めっちゃキレイ。
フォルムがクッキリ。
※角まで美しい。
※刈りたての角刈りみたい。
そして肉厚のマドレーヌが出来上がる。
※食べ応えが違う。
※前の大きさだと3個いくところが2個で済む。
※でも美味しいからもう1個。
※↑結果3個やん。
前回の型がスチール製なのに対し、松永さんはブリキ。
重さでその違いは歴然なのですが、やはり熱の通り型が違います。
※型だけに~。
※↑忘れてたやろ?
スチール製も軽くて洗いやすいし価格もお手軽なのですが、やはりもうワンランクアップさせるなら、絶対松永がおススメ。
※急に馴れ馴れしい。
最初はスチール製からデビューして、本気になったら松永コースでも。
※松永製作所はあなたの本気を応援します。
※↑とか松永さんは言ってません。
本気(と書いて『マジ』と読む)のあなたに、このレシピと型をぜひ試してもらいたいです。
松永製作所のマドレーヌ型はcotta ←、またはECモールでも販売されています。
※材料も一緒に買うならcottaで買って送料無料にしよう。
マドレーヌ生地を一晩寝かせた方がいい理由。
ちなみに。マドレーヌでよくある質問「マドレーヌ生地は一晩おかないとダメですか?」、「マドレーヌ生地を一晩おくのと置かないのとではどう違いますか?」について、これを機に答えておこうと思います。
※別に出し惜しみしてるワケちゃうで。
※公に発表する場がなかっただけやで。
マドレーヌに関して一晩おく理由を挙げると
①材料同士がよくなじむ
②グルテンが落ち着いて(弱まって)、BPがヤンチャできる
※グルテンがBPの膨らむ力を邪魔しない。
※=しっかり膨らむ。
の二つがあります。
さらに、体感ですが、一度冷やして室温に戻した生地は、しっかりしていて扱いやすいです。
※「しっかり」のとこザックリやな。
生地がまとまっているというか、出来立ての生地は室温まで冷めても少しゆるく、不安定。
それらの理由から、本格的に作るなら、やっぱり一晩おきましょう。
※黙って俺について来い。
※絶対幸せにしてやるから。
※↑グルテンよりお前が落ち着け。
少しの手間が、よりお菓子を美味しく本格的にしてくれます。
※時は金なり。
※↑ちょっと違う。
※↑いや全然違うやろ。
上手になるためには、手間も時間もかけましょう。
あるいは私のように、「どう違うん?」と思ったら、その違いを実際作ってみて試してみましょう!
※やろうやろう!みんなで試そ!
※↑目バキバキな。
この記事が、そんなあなたの参考になれば嬉しいです。
※生地だけになー。言うて。