新たな発見。『素焚糖』とは。

製菓材料研究室
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新たなお砂糖との出会い2022。『素焚糖』ってなんやねん。

つい先日、とあるメディアで目にした『素焚糖』という名のお砂糖。
※読み方は『すだきとう』らしい。

大東製糖さんのHPによると、その名前の意味は

のままじっくり丁寧にき上げたお砂

らしい。
※思った事そのまま言っちゃった感。
※可愛いさ百倍感。
※「素直さ」の「素」も入れてあげてほしい。

は、初めて聞いた・・・

なんや・・新種の砂糖か・・・?

と思いきや、普通に昔からあるお砂糖で、いつも行くスーパーに普通に売ってました。
※グラニュー糖の上の段にあったのに全然見えてなかった時。
※いつもどこ見て生きてんねん。
※↑未来。

調べてみると、奄美諸島産のサトウキビ原料100%で作られており、外国産のサトウキビが使われる事も多い黒砂糖やきび砂糖とは一線を画す存在。
※魅せる国産の底力。
※砂糖界のレクサス。

その特徴は、サトウキビが持つミネラル成分はそのままに、クセがなく、くどくもなく

その優しい甘さで世界に癒しを与えてくれる存在。
※砂糖って『癒し』カテゴリだったのね説。
※誰がエネゴリ君やねん。
※ちなみに「世界に癒しを・・・」のとこは私のオリジナルです。
※でしょうね。

確かに。匂ってみると、コクと風味はあるけど黒糖ほどインパクトはない。
※いい意味で。
※ほら、レクサスも強烈なインパクトこそ無いかもしれんけど存在感めっちゃあるやん。
※それはそれでスゴい。ってゆーかそっちの方がインパクトあるよりスゴいけどな。
※さっきからレクサス贔屓なんなん。↑

色もそこまで濃くないし、粒子が細かめでサラサラ。
※「濃くない」けど「コクはある」。
※おあとよろしすぎー☆

※ダマにもなりにくいよ。

大東製糖さんもおっしゃってらっしゃるけど、これは確かに焼き菓子作りにとってもいいかもしれない。
※その前に敬語の組み立てどないなってんねん。
※大東製糖さんがおっしゃってらっしゃるやつ。↓

素焚糖をはじめとした含蜜糖でパンや焼き菓子を作ると焼き色が良く、香りが豊かになり、しっとりとした食感に仕上がります。

大東製糖HP「素焚糖の魅力」より

※「しっとり」のもとはその砂糖の持つ『保水性』。

私は『茶色いお菓子』を中心に作る菓子職人なので、グラニュー糖を使う事が少なく
※お料理で言うところの“煮物”的な。

白さや甘味の強さより、丁度いい焼き色が付いてコクがあって、お砂糖の風味が活きてる方が嬉しい。

そんな私にぴったりのお砂糖かもしれません。
※お砂糖マッチングアプリやったら相性120%やね。言うて。

とはいえまだ使ったと事がないのでなんとも言えません。
※使てる思たら使てへんのかーい。

が、使うのが楽しみです。

素焚き糖の手軽さと手ごろさは?

入手方法としては、私のよく行くスーパーには普通に売ってました。
※見えてなかったけど。
※目に入ってなかったけど。
※ついでに「未来」は見てるけど「未来の見通し」はついてないけど。

大容量で買うならネットかな。というところ。

元々お砂糖は他の材料と一緒にネットで買っていたので、そこは問題ない。

お値段は・・・というと、ザックリですが

ブラウンシュガー:0.48円/g

に対し

素焚糖:0.52円/g

ちょっと素焚糖がお高め
※ブラウンシュガーの1.1倍程度。

でも大量買いすればお安くはなるので、今のところなんとも言えません。
※使ってないし価格差は不明瞭やし今日何の回やねん。

でも、同じ焼き菓子作り隊の皆さんの中で、まだこの素焚糖を知らない方がいたら

知ってほしくて2022春。

また使ってみたところをレポートします。
※実はすでに仕込んであるのよ。
※カミングスーン。よ。

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