これが作れたら威張れる。プロ級エクレア。
エクレアって、作った事あります?
※シンプルに聞いてみた。
シュークリームが作れたら、簡単にできるんですよ。
とか言いたいけど、実際はめちゃんこ手間かかります。
※「めちゃんこ」はアラレ音頭のやつ。
いや、普通にシュークリーム作って、最後にチョココーティングすれば
何でもエクレアにはなりますよ。
でも、「プロ級」って言っちゃったもんだから、それだけでは終われまへん。
※↑自業自得感。
ショコガナッシュ入れ〜の、チョコカスタード作り〜の、チョコディプロマットクリ〜ム作り〜の
※「クリ〜ム」のとこ引っ張られてるで。
美味しさを追求したら、こんなに美味しいプロ級のエクレアができましたとさ。
※手間はかかるけど。
※手間以外かかってない。ぐらいかかるけど。
というドヤレシピです。
※マジで美味しい。
※持って帰ったら2秒でなくなった。
※↑家族ハイエナ説。
とはいえそんな難しい工程はありません。
※ただただ時間がかかるだけ。
ちょっと本気で作りたくなったら、ぜひこのレシピで。
では、レッツ☆エクレール。
※エクレアはおフランス語で「エクレール」。
※モノレールとエクオールの親戚です。
※↑親戚の幅広っ。
チョコカスタード入りエクレアのレシピ。
工程が多過ぎるので、シュー生地はコチラを参考にして作ってください。↓
※この記事を出していた過去の自分に感謝しかない。
というワケで、生地を絞り出して焼くところから始めます。
※ゴメンて。
※これでも精一杯やってんねん。
材料(10cm長さのエクレア16本分)
☆シュー生地☆
- バター・・・45g
- 水・・・110ml
- グラニュー糖・・・10g
- 塩・・・1g
- 薄力粉・・・70g
- 卵・・・2個弱
☆チョコディプロマットクリーム☆
- 卵黄・・・2個
- グラニュー糖・・・40g
- 薄力粉・・・20g
- 牛乳・・・150ml
- スイートチョコレート・・・25g
- バニラペースト・・・1g
- 生クリーム・・・150ml
- グラニュー糖・・・小さじ2
- コーティングチョコ(スイート)・・・適量
※困った時の「適量」逃れ。
※ゴメン。計り忘れたねん。 - スライスアーモンド・・・適量
※これは本当に「適量」。
※アーモンドダイスとかでもOKよ。
下準備
・オーブンの余熱は190℃に設定しておく。
・「COOLS」を買っておく。
※え?何それ?って思うやん?大丈夫、後で出てくるから。
・脅威のエクレア「16本」はなかなかにして幅を取るので、作業スペースを広めにとっておく。
※狭い作業場なら部屋中エクレア。みたいな事になる。
【手順】
①できたシュー生地をシルパットかクッキングシートに乗せ、霧吹きで水を吹きかけたら、絞り終わりの「ツーン!」の部分をならす。
整ったら、190℃で20〜23分焼成し、天板のまま冷ましておく。
※ちゃんと「整いました〜☆」言うてな。
※ちゃんとねずっち演じてな。
※何のために・・・↑
②チョコカスタードを作る。
ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、砂糖の塊がなくなるまですり混ぜる。
そこに薄力粉をふるい入れ、ホイッパーで粉気がなくなるまでぐるぐる混ぜる。
※ちゃんとグルコサミン演じてな。
※グルコサミンって演技なんか。↑
続いてバニラを入れてぐるぐる混ぜる。
※一緒に膝もぐるぐるしよう!
※↑何のテンション。
※↑グルコサミンズ・ハイ。
鍋に牛乳と刻んだチョコレートを入れ、火にかけてチョコレートを溶かす。
※煮詰めなくてもチョコが溶けたらOKよ。
溶けたら火を止めて、卵黄液に少しずつ加え混ぜる。
しっかり混ざったら鍋に戻して再び火にかける。
ここからがカスタードと撮影の挑戦が始まります。
※それはこちらの都合。
火にかけながら混ぜて混ぜて混ぜ倒します。
※いや倒す必要性。
だんだんカスタードの塊が出てくるので、さらに高速で混ぜて、最終的にクリーム状になったら火を止める。
※高速で混ぜるのとタイミングよく撮影するのと余熱で火が入るのにビビっての繰り返し。
※情緒が乱れるわ。
※この時の撮影はできれば避けてください。
※↑普通はやらん。
できたらすぐにラップを敷いたバット等にあけて、ラップを被せて保冷剤をあてて急冷する。
※ここで出ました。「COOLS」の登場です。
※「クールス」やからね。「ズ」じゃないから気をつけて。
※使用例の一番右はおじいちゃんじゃなくて登山だから。
※そこも勘違いせんようにね。
※あと使用例の右から2番目も中国雑技団じゃなくて自転車だから。
※ハンドルもサドルも無いけど自転車だから。
冷めたら使うまで冷蔵庫で冷やしておく。
③チョコディプロマットクリームを作る。
生クリームにグラニュー糖を加え、9分立てに泡立てる。
※②が長過ぎてまだ③なのが信じられない時。
※→気分は⑦。
冷やしておいたチョコカスタードを裏ごしする。
※予想以上に硬ぇから気をつけて。
チョコカスタードと泡立てた生クリームを合わせて撹拌する。
※これからまだ詰め作業があると思ったら気が遠くなる。
※お店作ってもエクレア専門店だけは避けようと思った時。
④冷めたシュー生地を半分にスライスします。
今回は余ったチョコガナッシュがあったのでついでに詰めてみました。
なければ無いで全然大丈夫です。
参考記事。↓
スライスした上半分と下半分は、バラバラになると被せた時ちぐはぐになるので、必ずいつ何時でもセットにしておいてね。
※付き合いたてか。ぐらいずっと一緒。
チョコディプロマットクリームを星口金をセットした絞り袋に入れ、下のシュー生地に絞る。
「S」字を書くように左右に振りながら絞ると側面が綺麗に見えます。
蓋をした時にいい感じに隙間ができるように、高さを出す意味で1本追加して乗せる。
⑤蓋をして溶かしておいたコーティングチョコを刷毛で塗る。
チョコが乾かないうちにスライスアーモンドを乗せたら出来上がり。
※アーモンドダイスでもいいっス。
※ムリくり「ス」で韻踏もうとするとこ。
※生粋のラッパーやね☆
※工程多過ぎて完成に少しだけ、泣いた。
※「全米が・・」みたいに言う。↑
手間はかかるけどめっちゃ美味しい。
途中で「なんで私これ作ろうと思ったんやろ・・」と一瞬後悔しましたが
※エクレアは経済的にも時間的にも余裕のある貴族の遊び。
食べた瞬間に、その後悔も、血と汗と涙も、全て吹き飛びました。
そのぐらい美味しい。
※食リポが重い。
ガナッシュは入れても入れんでもOKとは言いましたが
冷やして食べるとガナッシュが冷え固まってパリッとして、チョコ感も増すし
やっぱり入ってる方が美味しいです。
※そらな。
でもより一層時間と手間がかかるので、貴族の方限定でおすすめです。
※「はい私貴族ですよー☆」という方は、ぜひ。
でも、チョコ風味のディプロマットクリームだって、負けてはいません。
※これには「手間」という隠し味が入ってるのでね。
※食べて消えるまで45秒ぐらいやけどね。
小さい丸いエクレアだったら、このチョコディプロマットクリームだけでも
充分美味しいし、見た目もいいと思います。
※ヒロタのやつな。
※↑子供の頃おじいちゃんがいつも買ってくれた思ひ出の味。
※どんな高級な材料も「思い出の味」には勝てない説。
とにかく「美味しい!」をたくさんもらって、秒でなくなったエクレアでした。
※「美味しい!」も嬉しいけど、たまには「スゴいね!頑張ったね!」も欲しいです。
※褒められて労われて伸びるタイプです。
※→総じてめんどくさいタイプです。
時間とお金があるときに、ぜひ。