打倒市販品。マジで美味しいタルトカップを作り隊。
売ってますけどね。タルトカップ。
※割と手軽に買えますねん。
※スーパーとかにも置いてますねん。
でもね。やっぱり手作りが美味しいんですよ。
サクサクして香ばしくて。
このレシピで作るタルトは、食べた人が必ず
「あの下のクッキーの部分もめっちゃ美味しかった!」
って言ってくれます。
※それ、「タルトカップ」って言います。
※初めまして。タルトカップです。
ぐらいご自慢のタルトカップです。
とはいえ、作り方はそんなに難しくないんですよ。
※このブログのレシピが余裕な方にしてみたら「塀」よ。
※「屁」じゃなくて「塀」だった時。
※「こんぐらい塀のカッパ」ってどういう状況。
タルト生地はバターサブレ生地と同じ
敷き込み不要なシルフォームを使って焼くから、型に生地を乗せて焼くだけ。
タルト型に生地を敷き詰める時代は終わりました。
※終わってはないやろう。
※デカいホールのタルトは永遠に敷き詰めるやろう。
このタルトカップさえ作れたら、チョコタルトだろうがチーズタルトだろうがモンブランだろうが
今後タルトに関しては、無敵です。
※あとはモンブランの巻き巻きを練習するだけ。
※トラウマか。↑
でもホント、覚えておくと便利ですよ。
本当に美味しい、サクサク「タルトカップ」のレシピ。
元レシピはコレ。↓
このバターサブレ生地半量で、約10枚ぐらいのタルトカップ生地ができます。
※焼くのは8枚よ。
※中途半端って言わないで。
※↑私が一番思ってるからそれ。
材料(タルトカップ10個分)
- 無塩発酵バター・・・35g
- 粉糖・・・25g
- 卵・・・10g
- 薄力粉・・・55g
※私はエクリチュール使ってます。 - アーモンドプードル・・・15g
- 塩・・・0.5g
※「ひとつまみ」でよくないか。 - バニラオイル・・・適量
※私は3滴ぐらい。
※号泣するほどでもないけどちょっと悲しかった時の涙。ぐらい。
下準備
・バターと卵は室温に戻しておく。
・薄力粉とアーモンドプードルは合わせて軽く混ぜておく。
・オーブンの余熱は160℃に設定しておく。
・シルフォームを買っておく。
※↑ここが一番ハードル高い説。
【手順】
①室温に戻して柔らかくしておいたバターに砂糖と塩を加え混ぜる。
※私は少量でもハンドミキサー派よ。
※なるべく多くの空気を含ませたいのでね。
※でも飛び散り激しいから片輪走行でね。
②卵を加えてよく乳化させる。
※「乳化」に関してはもう知ってるでしょ?圧がスゴい。
③合わせておいた薄力粉とアーモンドプードルをふるいながら加え、切るように混ぜる。
※わかってるとは思うけど決して「練る」んじゃないのよ。圧がスゴい。
④粉気がなくなって生地がまとまったら、半量をラップの上にあけて、さらにラップを被せて3mm厚さに伸ばす。
※全量でやっても全然いいけど、この後冷蔵庫で冷やすので私は省スペース化で二枚に分けてます。
そのままの状態で冷蔵庫で一晩寝かせる。
※だから言わんこっちゃない感。
⑤生地を7.8mmの菊型でくり抜く。
※ここに来て初めて聞く「7.8mmの菊型」。
※「聞く」と「菊」のミラクル。↑
余った生地を集めて伸ばし直して型抜きし、再び余った生地を伸ばし直して・・・
※いつ終わるん。
※↑10枚ぐらいで終わる。
くり抜いたらラップして再び冷蔵庫で一晩おく。
※この時の寝かせは生地を冷やすためなので、時間がなければ2時間程度でもOKよ。
↓菊型はコレ使ってます。
⑥シルフォームの凸が上になるようにセットし、タルト生地を乗せる。
この時重要なのが、生地の中心とシルフォームの凸の中心をキッチリ合わせる事。
※意外と難い説。
この中心が合っていないと、焼き上がった生地が傾いてしまいます。
※脅しですか。
生地を乗せてしばらくすると生地が柔らかくなるので、気持ち生地を下げて型に沿わせる。
※完全に添わせなくてOK。
※無理に沿わせると生地が破れるから注意して。
※あんたやった事あるやろ。↑
※あるから注意してるんやん。
この時真上から見て、中心がズレていそうなものがあれば、位置を修正する。
※移動させる時は優しく持ち上げてね。
※じゃないと破れるから。
※↑もちろん経験済み。
綺麗なタルトカップにしたいなら、ここマジで重要なんで。
※地味だけど大事なポイント。
完璧に乗せれたらシルフォームごと天板に乗せ、余熱しておいた160℃のオーブンで15〜18分焼成する。
⑦焼き上がって粗熱が取れたら型から外して出来上がり。
※外す時は丁寧にね。
※スルっとは取れないのでね。
※あんなに神経集中させて中心合わせたのに、半分ぐらいはちょっとズレたわ。
※完璧主義なのに下手クソな残念すぎる人。↑
型に敷き詰めないから底の角がなく、丸みを帯びた感じが、好き。
タルトカップさえできればタルト菓子無限説。
この方法で作ると何がいいって、このヒラヒラですよ。
※ヒダって言うのかな?
※普段ヒラヒラしてないから呼び方がわからんのやけど。
※逆にどういう状態が「ヒラヒラしてる」なのか知りたい。
私はあんまりお菓子に「カワイイ♡」を求めてはいませんが
※求めていないというか、逆に拒否されている気がする。
そんな私でもさすがに「カワイイ。」となります。
※「♡」は持ち合わせてなくて。ゴメン。
このカップに、チョコタルトならガナッシュを
チーズタルトならレアチーズ生地を
カスタードクリームとフルーツでも
※詰めたいだけ詰め込んじゃってよ。
なんなら醤油さし用の豆皿としても使えます。
※染み込むよ染み込むよ。
とにかくコレさえ作れたら、何でもタルトレット化できるので
タルトレシピが無限になりますよ。
ちなみにこのシルフォーム、普通に凹を上にして生地を敷いても焼けますよ。
※凸上の時より直径の小さいタルトカップになるけどね。
※そのぶん縁の高さが出るよ。
※でも敷く必要はあるよ。
そしてサブレ生地だから、食感はサクサクしてて、それでいて美味しい。
※そのまま食べても美味しい。
※だってサブレ生地なんだもの。
タルトをタルトカップから本格的に作りたい方は、ぜひ。
※型だけに。
※もとい、型なしだけに。
※↑どっちでもいいから。