ミニでもない、スクエアでもない、「スリム」という考え方。
ケーキ型に「考え方」が存在するのでしょうか。
※あんたが言い出したんやで。
そう。パウンドケーキに「スリム」型があるんです。
私が愛用しているのは、cotta ←のスリムパウンド型。
※これが一番安くて使いやすい。
サイズは23×4.5×H6.5cm。
通常のパウンドケーキ型が17×8×H6.2cmなので、幅はほぼ半分
奥行きは6cmも長いので、かなり「スリム」である事が伺えます。
そのスリムさをどう活かすか?というところですが
※スリムである意味って何?
実際は、その見た目以外何もありません。
※ただただスタイリッシュであるという事。
※最大にして極小の理由。
でも、唯一無二なんです。その形が。
※スリムである事の意味はスリムであるという事。
※はぁ?↑
同じパウンドケーキでも、スリムで焼くだけで超プロっぽく仕上がるんですよね。
※関西弁で言うところの「シュっとしてはる。」的な。
※「男前」とか「カッコイイ」の意味で使います。
※BBA限定用語です。
※例:「あそこの息子さん、シュっとしてカッコええねぇ〜。」
(17cmの)パウンドケーキ1本はちょっと多いねんなー。の時にも丁度いい。
スリムだから、通常のパウンドケーキより焼成時間も短くて済む。
※見た目以外にもチャームポイントあるやん。
※“チャーミング”は無関係やろ。↑
パウンドケーキ作りが好きなら、17cm、スリム、ミニの3種は押さえておきたいところ。
※使用頻度により年季入っててごめん。
スリムパウンド型の使い方と注意点。
使い方は至って普通。
※他のパウンド型とほぼ変わりなしよ。
17cmと同じように型紙を敷いて焼成する他、型紙無しで使う事もできます。
※バター塗って強力粉はたいて使うのもアリ。
ただし、通常は型の大きさが違ったら、体積を計って量を調整しますが
※17cm型からスリムパウンドにする場合は、スリムパウンドの体積÷17cm型の体積で割り出す。
このスリムパウンド型に関しては、作るお菓子によって量の調整が様々。
※計算すると17cm型の約80%になるんだけど、50%とか90%とかそれ以上の量で作るレシピもある。
そこはアレよ。センスよ。
※スリムパウンド・プレッシャー。
私は具が大きめのスリムケーキの時は、生地少なめで作ってます。
※センス見せつけてるつもりか。
※↑残念ながらまだ誰にも気付かれてないぞ。
それから、スリムなだけに生地が流しにくいので、生地は絞り袋を使って詰めるのがお約束。
※特に型紙敷いてる場合はより詰めにくい。
また、アルタイト製なので、型紙無しで直使いする場合は「空焼き」が必要なのと
※「アルタイト」とは、鉄にアルミメッキを施したもの。
サビ対策として、水洗いNG。
※使ったら軽く汚れを取って油を馴染ませていくパターン。
とはいえ、私はほとんど型紙派なので、汚れた時は普通に洗ってます。
※頼むから言う事聞いてくれ。
でもまだサビてないよ。
※↑「えっへん。」顔とか誰も求めて無いから。
そんな細かい注意点はあるけれど、それを差し引いいても
このスタイリッシュさには替えられません。
※キング・オブ・スタイリッシュ。
そのスタイリッシュさが最大限引き出されるのが、ラッピングした時。
※プレゼント用にするとめっちゃ感動される説。
※もれなく「お店のんみた〜い♡」がもらえます。
※私は実際「お店のん」ですけどね。
※↑薄目。
スリムパウンド型まだ持ってないよー
という方は、ぜひ一度、このスタイリッシュ・オブ・スタイリッシュな感動を
一度味わってみてください。
※何で2回言うたん。
ちなみに、おすすめは大きめの具材入りケーキよ。
それを17cm型の50%〜60%ぐらいの生地量で作るのがおすすめ。
あなたも今日から、スタイリッシュ・スリムパウンド・オブザイヤーを目指そう!
※もうカタカナ英語言いたいだけやん。
※実際英語圏では使われてない日本語英語言いたいだけやん。
※↑仕事できる系の上司あるある。