Aプライスに売ってるクッキングクリーム、「ベルサティ」を使ってみた。

製菓材料研究室
※本ブログは、記事内に広告が含まれています。

「ベルサティ」ってどんなクリーム?

見たことないですか?このパッケージ。
※「ないです。」という方は、もう少しヤル気を持って。

植物性クリーム「ベルサティ」。という商品なのですが
※↑とはいえ原材料に「バターミルク」が入っているのを見るとコンパウンドクリームになるのかな?

kinakoさんご愛用の業務系スーパー、A-プライスに売ってのは知っていたのだけど、実は買ったことなくて。
※ゴメンて。
※「kinakoさんご愛用」のとこも承認欲求強めでゴメンて。

でもずっと気にはなっていて・・・春。
※いつも買う生クリームコーナーのとこにあるんよ。

と思っていたら、メーカーさんから商品提供いただきました!
※いょっ!ベルサティ!
※→大統領!みたいに言う。

お試しでいろいろ作ってみたので、ぜひベルサティ予備軍の方は見てってくださいねー。
※「ベルサティ予備軍」という謎の団体名やめろ。

その前に、ベルサティの特徴として

  • 動物性クリームを使用するすべてのメニュー(ホイップ・クッキング)に動物性クリームの代わりに使用できる。
  • 熱を加えても分離せず、酸を加えても分離しない。
  • ホイップも可能で、ムースケーキなどのデザートも作れる。
  • 濃厚なクリームとしてそのまま使用すると濃度が濃く小麦粉を使わずにホワイトソースを作ることができる。

などなど。要は、生クリームのように使える生クリームよりお得で使いやすい植物性クリーム。
※メーカーさんの概要紹介しといて「要は」とか言ってゴメンて。

なんだそら。めっちゃ便利じゃねぇか。
※急に江戸っ子が出ちゃって。↑
※↑バリくその関西人です。

「クッキングクリーム」ってところで、お料理向けかと思って手を出していませんでしたが、それなら全然お菓子にも使えるじゃん。てことで、使わせていただきました。

よろしくどーぞー。

生クリームの代わりにベルサティを使ったレシピその①ベルサティを使ってスコーンを焼いてみた。

やっぱりねー。焼き菓子屋さんだからね。ひとまず焼き菓子から作ってみたよーん。
※「よーん」のとこで一気に信用を失えばいい。↑

今回はレシピページではないので、レシピはザックし載せてます。

まずは、先日公開しましたスコーンのレシピ。あれ実は、正確には「生クリーム」ではなく「ベルサティ」使って作ってますねん。
※どひゃー!いうて。

なので今回はざっくりレシピとして載せていますが、詳しくはコチラをご参照ください。

材料(プレーン8個分)

  • バター・・・50g
  • 薄力粉・・・200g
  • ベーキングパウダー・・・10g
  • 塩・・・ひとつまみ
  • ブラウンシュガー・・・45g
  • 牛乳・・・50g
  • ベルサティ・・・50g

下準備

・バターは計量したら小さめの角切りにして冷蔵庫で冷やしておく。

・牛乳とベルサティは合わせて冷蔵庫で冷やしておく。

・薄力粉とベーキングパウダーも合わせて冷やしておく。

・なんでもかんでも冷やしておくったら冷やしておく。
※ダダをこねるんじゃないの。

手順

①フードプロセッサーに冷えた粉類とバターを入れ、バターが粒状になるまで撹拌する。

②続いて砂糖→牛乳・ベルサティの順で加え、生地がひとまとまりになるまで撹拌する。

③生地を取り出して台にあけ、生地を擦るようになじませる。
※タルトを作るときのようなフレゼみたいなやつね。↑

再び生地をラップに包んで一晩冷やす。

④生地を厚み2cmに伸ばし、8等分にカットして表面に強力粉(または牛乳)を薄く塗る。

⑤予熱しておいた220℃のオーブンで10分→200℃で4分焼成する。
※焼き色がつきにくい場合はオール220℃でも可。
※逆に焼き色がつき過ぎそうなら早めに温度を下げよう。

普段はベルサティの部分を生クリームで作るのですが、生クリームを使ったものと味も見た目も全く変わりませんでした。
※正直ちょっと疑っていました。
※いろいろゴメン。
※ちなみにこの画像はプレーンではなく「チャイスコーン」です。
※合わせてゴメンて。

焼きたてホクホク。冷めてもリベイクしたらホックホク。外はザクザク中ふっくらの美味しいスコーンがベルサティで作れました。
※スゴいぞベルサティ。

ちなみにスコーンの詳細は別記事であげますので。
※スコーンのレシピ記事で見てちょ。
※「ちょ」のとこで笑いのセンス高い系から避けられればいい。

ともかく、ベルサティは、焼き菓子に使う生クリームの代わりとして、余裕で美味しく使えました。

その②チョコレートムースを作ってみた。

「ムースも作れます。」と書かれていたので、次はムースを作ってみました。

超カンタン過ぎて、このブログをご覧のお菓子作り意識高い系の方には無用かと思い、ひた隠しにしてきたレシピです。
※みなさんなら2秒でできるレシピです。

材料(パフェグラス 3個分)

  • 板チョコ・・・75g
  • ベルサティ・・・150g

①板チョコとベルサティ50gをレンジで20秒程度あたため、溶かして馴染ませる。
チョコが完全に溶けたら、冷ましておく。

②残りのベルサティを6分立て程度に泡立てて、冷めた①に合わせてホイッパーでなじませる。

③絞り袋に流して、パフェグラスに絞り出す。
冷蔵庫で2時間以上冷やしたら出来上がり!
※だからって「2秒」は無理やろ。

普通に生クリームで作ってもめっちゃ美味しいのですが、ベルサティで作ったら、マジめっちゃクリーミーなのよ。
※通常の「クリーミー」超えてるんよ。
※どういう意味?↑

めちゃくちゃなめらかで、プロっぽい食感になる。
※どこかのお店のメニューで出してほしいぐらい。
※大きなお世話説。↑
※ちなみに板チョコはスーパーで買ったガーナチョコ使ってます。

これはねぇ。ちょっと感動。

オーブンも使わないし、ぜひご家庭で気軽に作って欲しい一品です。

その③ホイップしてフルーツサンドを作ってみた。

もはやレシピでもなんでもないですが、「ホイップも可能」とあったので、少量の砂糖を加えて、そのままホイップしてみました。

ホイップしただけでドヤられても・・・と思われるかもと思って、慌ててクリームサンドにしてみました。
※どこの誰に怯えてるん。↑

自宅にHBで焼いたパンと、缶詰パイナポーがあったので。
※ピコ感強めの「パイナポー」。↑

何も考えずにテキトーに作ったら、もう出さん方がええんとちゃうか。ぐらいの低レベルなビジュアルに仕上がりましたが、味はめちゃくちゃ美味しかったです。

普通にホイップしても、やっぱり超クリーミー
※もはや「ねっとり」に近い。

生クリームのようになめらかでありながら、後味は植物性クリーム同様さっぱりしてる。

ハイブリッドクリーム。か。

その④クリームシチューを作ってみた。

「クッキングクリーム」と言うからには、お料理にもってことで、クリームシチュー作ってみました。
※kinakoちゃん、お料理もできるんや〜で〜。

材料(3人分ぐらい)

  • バター・・・20g
  • 玉ねぎ・・・1/2個
  • 鶏肉・・・1枚
    ※ムネでもモモでも。
  • ジャガイモ・・・2個
  • にんじん・・・1/2本
  • 牛乳・・・250g
  • ベルサティ・・・300g
  • コンソメ顆粒・・・小さじ2〜
  • 塩・・・小さじ1/4〜
  • マジックソルト・・・適量
    ※なくても可。
  • ブロッコリー・・・1/2個

・ジャガイモとニンジンは一口大にカットし、ボウルに大さじ1杯の水と一緒に入れて、レンジで2分ほど加熱しておく。

・鶏肉は一口大に、タマネギは3mm幅程度にスライスしておく。

・ブロッコリーは房をカットしたあと水で洗って、レンジで1分程度加熱しておく。

手順

①中火で温めたフライパンにバターを入れ、タマネギをしんなりするまで炒める。

②鶏肉を加え、色が変わるまで炒める。

③ニンジンとジャガイモを加え、油が回るまで炒める。
※ブッコロリはあとでね。

④牛乳とベルサティ、コンソメ、塩を入れたら、フタをして15分程度煮る。

⑤ジャガイモとニンジンが柔らかくなったら、最後にブロッコリーとマジックソルトを入れ、味を整えたら出来上がり!

これねぇ。めちゃくちゃ美味しかった。
※マジで。
※俺、料理でも天才。と思った。
※↑思っとけ。

いろいろやりました感出したレシピになってますが、ベースのクリーム部分が美味しいので、正直具はなんでもありっス。

とにかく超クリーミーでコクがあって、お店みたいなクリームシチュー。
※混ぜて煮ただけなのに。

家族からも大好評で、また作って欲しい!とリクエストをいただくほどに。

で、ルーなしのクリームシチュー作ったことある方はわかると思うのですが、とろみをつける“小麦粉”使ってません
※小麦粉の伝道師なのに・・・。
※↑誰が?

「小麦粉を使わずホワイトソースが作れる」と書いてあったので、そのノリで小麦粉なしで作ってみましたが、マジで薄力粉いらずのとろっと感

それもそのはず、ベルサティ自体がとろっとろなんです。

伝わりますでしょうか?このトロっと感。
※夕方感は伝わってますよ。

トロっとを超えて“こんもり”状態。
※生クリームの五分立てぐらいの感覚。

だから小麦粉なしでもトロみはつくんですね。
※翌日のシチューなんてトロトロ過ぎて牛乳でちょっとのばしたもんな。

かといって、植物性だから後味はさっぱりでカロリー控えめ。たくさん食べても胸焼けなし。
※中年の敵「胸焼け」説。

こりゃスゲぇや。

結果、生クリームの代用として、ガンガン使えたベルサティ。

商品提供いただいたから言うワケじゃないんやけど
※そういう忖度やってませんねん。

めっちゃ使えたし、味もめっちゃ良かったです。
※今まで使ってなかったことを後悔するほどに。
※特になめらかさが超絶よかった。

なので、生クリームをたくさん使うレシピのときは、絶対コレを買おうと思いました。

お菓子作り隊のみなさんならご経験あるかと思いますが、スーパーで販売されている市販の生クリームは大体が200ml。

でもそれ以上必要なとき、1リットルの方買うかめっちゃ迷いません?
※確実に1リットルの方が割安なんやけど、量が・・・って。

そんなとき、生クリームに比べて¥500も安くて生クリームと同じように使えるベルサティがあれば、そりゃこっちの方がお得で便利でしょうよ。
※価格はkinako調べよ。
※実際Aプライスで見たら、生クリーム(35%)1リットル¥1250、ベルサティは1リットル¥750でした。

ちなみにスーパーで販売されている200mlの植物性クリーム(ホイップ)よりも割安よ。
※ベルサティ200mlで¥150の計算になる。
※安っ!
※↑ホンマにええのん?てなる。w

たとえお菓子を作ったあと余ったとしても、残りは他のメニューにガシガシ使えるしね。
※お料理にも使えたら無敵よね。

ベルサティさんのYouTubeにレシピ動画もあるので、ぜひ参考にしてみて。→クッキングクリーム「ベルサティ」のレシピ動画

これはいい商品を教えていただいた。

ご購入はぜひお近くのA-プライスさん、もしくはもしくは肉のハナマサさんでも販売しているので、近くに店舗がある方はぜひ探してみてください。
※ただしA-プライス楽しいからっていらんもん買うなよ。
※それ自分やろ。↑

見かけたら買ってみてください!


カテゴリー
製菓材料研究室
スポンサーリンク
シェアする

PAGE TOP