実はそんなに使わない“包丁”。
意外かもしれませんが、お菓子作りって“調理”なのに、あんまり使わないんですよね。包丁。
※なるべく使わないようにしてる『手タレ』とかじゃないのよ。
※手シワッシワのボッソボソやから手タレは無理やで。
※誰が手ぇシワボソおばさんやねん。
※↑「シワシワ」はわかるけど「ボソボソ」が未だにわからない。
いや、使うのは使います。
※全く使わないワケではない。
※そらな。
バターをカットしたり、フルーツをカットしたり、ケーキを切り分けたり。
でも、他のお料理に比べれば、俄然登場回数は少ないと思う。
※包丁握ってる時間よりハンドミキサー握ってる時間の方が断然長い。
とはいえ、使い道によって3種類は持っています。
※しかも、ちょっといいやつ。
※↑シェフって包丁自慢しがち説。
というワケで、お菓子作りにおける包丁は、コレさえ持っていればどうにかなる。という3種をご紹介します。
最悪1本でも氏なないですけどね。
※包丁足りなくて氏んだ人聞いた事ない。
お菓子作りにおける包丁は『果物ナイフ』・『三徳包丁』・『パン切り包丁』の3本あれば充分説。
まずは『果物ナイフ』。
別名『ペティナイフ』と呼ばれる小型の刀です。
※侍か。
ジャム用の果物をカットする時、バターを計量する時、バニラのさやを削ぐ時、ナッツを粗くみじん化する時
※「みじんこ」みたいに言う。
等など。とにかく使い勝手がよくて便利。
なんなら一番使うかもしれません。
※「なんなら」んでも。
お菓子作りは繊細で細かい作業が多いので、小回りのきく果物ナイフが大活躍します。
※性格は雑なのに作業は繊細。
※誰が『雑パティシエ』やねん。
※誰が『雑ィシエ』やねん。
※↑言い直さなアカンぐらいなら最初からやめとけ。
でもこれより小さいと使い辛いし、大きいと小回りがきかないので、この大きさがベスト。
それからもう1本はこれより大きい、いわゆるご家庭にある“包丁”として広く愛されている『三徳包丁』。
※包丁に、愛。
単純に長いので、長いものを切る時に重宝します。
※ブラウニーとか生チョコとかホールケーキとか。
大体コレを使う時は、包丁を温めて使う事が多いです。
あと、その適度な“重さ”が役に立つ事もあります。
※重いと硬い物が切りやすい。
分厚いチョコレートのブロックをカットする時、冷えたアイスボックスクッキー生地をカットする時、断面を綺麗に見せてカットしたい時
等など。
登場回数は少ないものの、絶対この大きさと重さが必要な場面も出てくるので、大人しく持っておきましょう。
※包丁を「大人しく持たない」って言うと色んな語弊が生まれる。
最後に『パン切り包丁。』
その名の通り、パンを切るためだけに生まれた包丁です。
※生まれ持ったパン切り魂。
お菓子作りにおいては、ふわふわしたケーキ類をカットする時、パウンドケーキを切り分ける時等に
大いに役立ちます。
※単純に長いから大きなケーキが切りやすい。
ただし、果物ナイフや三徳包丁とちょっと違うのは、刃を垂直に降ろして「ダンっ!」と切れないところ。
※ノコギリのように前後に押し引きしてしかカットできないタイプ。
逆に、前後に押し引きして切らないと潰れてしまうようなシフォンケーキやロールケーキ等は
三徳包丁に比べ、軽いチカラで刃が入っていきやすいので◎。
※切りやすさの秘密はこの波型の刃。
※秒速でバレる秘密。
これも登場回数は少ないものの、この包丁じゃないとダメな場面があるので、絶対に持っておきたいで賞。
※急に『賞』取ったで。
ステンレス製包丁と、鋼製包丁の違い。そして、まとめ。
わたくしご愛用のこの『GLOBAL』の包丁はオールステンレスで、持ち手と刃の部分が一体化している所がお気に入り。
※楽天市場の『☆お気に入り』じゃない方の。
ちなみにステンレス製包丁と鋼(はがね)の包丁の違いとしては、とにかくステンレス製は錆びにくい。
※説明に「わざと錆びさせようとでもしない限り錆びない」って書かれてあったけど、わざと錆びさせるってだいぶ自暴自棄やな。って思った。
※そんな時は精神を研ぎ澄まそう。
※包丁だけに。↑
※今日笑うとこここしかありまへんで~。
だから長持ち。
※洗い物やお手入れが簡単。
でも切れ味で言うと、鋼の方に軍配が上がる。
※和食の職人さんなんかは大体鋼をご愛用よ。
ピンキリではありますが、鋼は割と低価格で買えるものも多いので買いやすさもあります。
※ステンレス製と同じぐらいの値段で鋼製を探すと相当いい物が買える。
でも、錆びやすいのでしっかり水気を取って乾燥させる必要がある。
※わざと錆びさせようとしなくても勝手に錆びる。
※結局その例え何なん?w↑
どっちにする?
※架空の究極の選択。か。
※私はやっぱり「ヒモでもディーン・フジオカ」の方かなー。言うて。
※不朽の名作おディーン様。
※ちなみにもう一方は「超ハイスペックのナダル」。
私はそこまで切れ味にこだわりがないので、お手入れが楽なステン派です。
※お菓子作るのに魚をさばく時が来たら、その時は鋼を買います。
※とはいえステンレス製で切れ味に不満を持った事はないけどね。
※お菓子作りに使う分には充分な切れ味だと思うよ。
とはいえ、ステンレス製でもお菓子を切る時にちょっとしたコツさえ押さえていれば、切れ味もアップします。
先程も出てきた使い方ですが、例えばスポンジケーキや生チョコなんかは包丁を熱めのお湯で温めてからカットすると、常温の状態で切るより切れ味が良くなります。
※ホンマに断面めっちゃキレイにカットできる。
※ほかほかマジック。
※だからって直火で温めると包丁傷むからダメよ。
それから、付属のシャープナーで定期的にお手入れしてあげると、切れ味が復活します。
※「お手入れ」言うてもシャープナーで「シャッシャッシャー!」ってするだけ。
その辺をふまえて、まとめ。↓
形は3種あれば充分。お手入れ方法を重視するか切れ味を重視するかはお好みで。
費用対効果も考慮して、自分が一番使いやすい包丁を選びましょう。