あなたの知らないココアパウダーの世界。

製菓材料研究室
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ココアパウダーとは?

ココアのパウダー(粉末)でしょ?

正解だけど、不正解。
※情緒よ。

ココアパウダーとは、カカオマスからカカオバターを搾り取って粉末状にしたもの。
※「搾り取る」のとこの借金取り感。

対して、同じカカオが原料のチョコレートとは、カカオますを主原料に砂糖やカカオバター等を混ぜて練り固めたもの。
※知らんけど。
※いやちゃんと調べたわ。

そう。キーワードは『カカオ増す』。
※カカオ増量中。か。
※もとい、カカオマス。

とどのつまりが、カカオマスの原料であるカカオ豆によって、チョコレートやココアパウダーの質が全く違ってくるのです。
※高級カカオ豆を使ったチョコレートが美味しいのは当たり前。

とどのつまりのさらにつまりが、ココアパウダーの質によって、ココアパウダーを使うお菓子にも影響が出るという事。
※そないつまらんでも。

今日は、私が経験したココアパウダーの貴重な経験を元に、その種類の違いと

ココアパウダーなめんな。という話をしたいと思います。
※その前に「ココアパウダーの経験」って何。

高級ココアパウダーと100均ココアパウダーの違い。

私はそのココアパウダーを使うまで、ココアパウダーなんて大体どれも同じでしょ?

と思っていました。
※急にストーリー始まったで。

製菓材料屋さんで買ったり、業務系スーパーで買ったり、少量でいい時は100均で買ったり。
※最後ふりかけたいだけやねん。の時。

駄菓子菓子!このココアパウダーを使い始めてから、私のココアパウダー人生が変わったのです。
※ココアパウダーを主軸とする人生ってどんな。

それが、ヴァローナのココアパウダー。
※大変お世話になっております。

このココアパウダーには、めっちゃ美味しいトリュフを作ろうと思って材料を揃えた時に出会ったのですが
※運・・・命?

これが、今までのココアパウダーとは、香りも味も全く違ったのです。
※『ヴァローナ』はプロのパティシエも愛用しているおフランスのチョコレート会社。

カカオの香りが豊かで芳醇。味はほぼチョコレート。
※香りも味も濃厚。

火を通しても香りが飛ばず、仕上がったお菓子はしっかりココア色。

失礼ながら、100均のココアパウダーと比べてみました。
※勝手にゴメンて。
※でも好きやで。100均。

左がヴァローナのココアパウダー。右が100均のココアパウダー。
※でしょうね。

もう見た目からして違う。

そして、見た目に応じて香りも味もしっかり際立つ。

もう手放せませんよ。

ココア味のお菓子なんて、ヴァローナ以外で作ったら『ココア風味』にしかなりません。
※注:個人的なただのkinako比です。

が、ヴァローナのココアパウダーを使うと、ほぼチョコレート味。
※それさっき聞いたで。

そのぐらい違う。

CUIREのサブレ・ポッシュ・ココア(絞り出しクッキー)にも使っていますが、味はほぼチョコレートです。
※もうチョコレート食べとけよ。

色艶も美しい。
※絞り出しクッキーに色艶求める人おるんか。

生チョコやトリュフの仕上げに使っても、その色の濃さから粉感が少なく、見た目にも高級感が出ます。
※最初に来る味がこのココアパウダーって最高。

それもそのはず。製菓材料店で一番お安いココアパウダーが1g約¥1.4に対し

ヴァローナのココアパウダーは1g約4.9。
※え?何倍?
※計算できひんねやったらやめとけ。
※約3倍です。

実際高級なんです。
※貴族の遊び。
※遊びで作ってへんわ。

高くても価値がある。高級ココアパウダー。

でもね。それでも使ってしまいます。だって美味しいから。
※全然違うから。

お菓子に練り込むココアパウダーなんて、ほんの十数グラム。

そこに美味しいココアパウダーを使うか、そうでもないものを使うかで

すっごく美味しお菓子になるか、そこそこで終わるか、違いが出るんですもの。

ココアパウダーは、甘く見てはいけません。

色が付けばいいというものではないのです。
※そこまでナメてないわ。

ちなみに、色が濃さを重視して『ブラックココアパウダー』を使ってしまうと

マジ黒になります。
※マジ真っ黒の略。
※↑今作ったで。

色が濃ゆいどころか、もはやココア色でもなくなってしまうので、要注意。
※逆に真っ黒にしたいお菓子とか、マーブル模様のコントラストをはっきりさせたい時なんかに使おう。
※それでも通常のココアパウダーに混ぜて色味を調整して使うのがおすすめ。
※じゃないとマジ黒やねんて。w

少しの違いで大きな差。

製菓用ココアパウダーは、いいものを使いましょう。

製菓用ココアパウダー各種揃ってます。→cotta ←

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