マルチなクリーム 「ディップロマットクリーム」 とは?「カスタードクリーム」とどう違う?
くどくどとディプロマットクリームについて、ネチネチ説明しようと思ったら、先日ミルクレープの記事で、すでに軽く紹介していましたね。
※そんな私です。
※それでも愛して。
これと同じものをシュークリームにも使います。
※使い回しとか言うのやめてな。
※ここではしっかりめにやるから。
というか、シュークリームの他、クリームパンのクリームとか、ふわふわワッフルに挟んだりとか、ホントマルチに使えるんです。この人。
※人の形のクリームなんか。
※↑想像するとキモめ。
ディプロマットクリームとは、これすなわちカスタードクリームに泡立てた生クリームを合わせたもの。
どう違うの?と別々のものに思われがちですが、むしろ一心同体。カスタードクリームの延長線上にディプロマットクリームがあるんですね。
※↑ちょっと何言ってんのかわかんないんですけど。
カスタードクリームと生クリームが合わさることで、マルチな上に甘さは自分で調整できるし、合わせるホイップの量を少なくしたり多くしたりで、自分好みのディプロマットクリームにできるという便利機能付き。
※全部自分のさじ加減。
※でも作るの自分。
作るお菓子によって、カスタードクリームや生クリームの柔らかさも調整して、お好みのディプロマットクリームを作りましょう。
※興味なかったらゴメン。
では、レッツ☆ディプロマッティスト。
※「ピアニスト」みたいに言う。
シュークリームに使える「ディプロマットクリーム」のレシピ。
個人的に、シュークリームにはゆるめのディプロマットクリームが好みなので
※「私もです。」という方がいたら連絡ください。
※↑連絡取り合って何すんねん。
カスタードクリームは若干ゆるめ。
そして甘さも控えめです。
※私自身も控えめな性格なので。
※↑百叩きにあえばいい。
材料(小さめシュークリーム20個分ぐらい)
①まずはカスタードクリーム作りから。
ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、馴染むまですり混ぜる。
※「すり混ぜる」という表現に、ちょっとした妖怪感を感じるのは私だけでしょうか。
※『妖怪すり混ぜ』っていそうじゃない?
② ①に薄力粉をふるいながら加え、すり混ぜる。
※もとい、すり混ぜる必要はないです。
※ただ気に入って言いたかっただけです。
※↑『妖怪すり混ぜ気に入り』。
③牛乳をレンジで沸騰直前まで温め、粗熱が取れたら②に少しずつ加え混ぜる。
※熱々を一気に入れると卵が固まってゆで卵の黄身が牛乳に浮かんでる。みたいになるので注意。
④ ③を濾しながら鍋に入れ、強めの中火にかける。
火にかけたら手早く混ぜながらまんべんなく火を通す。
※「手早く」の躍動感がスゴい。
⑤だんだんとろみがついてきて、液体からクリーム状になり、鍋底が見えて跡が消えない程度の硬さまで加熱する。
※硬め希望の場合はもう少し加熱する。
※長めに火を通せばそれだけ硬いクリームになる。
※そこはお好みで。
⑥好みの硬さになったらバターを加えて手早く混ぜ、バターが馴染んだら火からおろし、バット等に流してラップをして保冷剤で急速に冷やす。
※保冷剤デカ過ぎて何も見えなくなった時。
※「COOLS」の宣伝みたいになった時。
※ちなみにクールスは100均製です。
急速に冷やす事で、卵の腐敗を防ぎます。
※何もせっかちでやってるんちゃうんやで。
※冷めるの待たれへん子。とかじゃないねんで。
これで、カスタードクリームは完成。
※このままカスタードクリームとしても使えるよ。
⑦カスタードクリームを冷ましている間に、生クリームを泡立てます。
生クリームを入れたボウルの底を氷水に当て、泡立てていきます。
しっかり跡がつくまで泡立てたら(九分立て)、冷めたカスタードクリームを加え、さらに撹拌します。
もったりしたなめらかなクリーム状になったら出来上がり。
今回はカスタードクリームがゆるめなので端折っていますが、カスタードクリームが硬めの場合は、生クリームと合わせる前に一度濾しましょう。
※シンプルにめんどくさい。
※けどカスタードがダマになるので。
ディプロマットクリームをシュー生地に詰めてみよう。
というワケで、できたディプロマットクリームを、ぷっくり膨らんだシュー生地に詰めてみましょう。
シュー生地の上から1/3程度のところをカットして、ディプロマットクリームを詰めます。
※カットしきらずに1cmぐらい残してくっつけておくと蓋しやすいよ。
※手動開閉システム。
クリームは隅々までパンッパンに詰めると美味しいです。
※ほぼクリームのシュークリーム。
後味あっさりに仕上げたかったので、「生クリーム」と言いながら、植物性のホイップクリーム使ってます。
※だからゴメンて。
こってり濃厚にするなら動物性の生クリームを使ってください。
※若者向け。↑
※胸焼け予防のため中年は植物性がおすすめ。
※スゴい偏見。↑
粉糖マジックで仕上げたら、シュークリームの出来上がり。
カスタードクリームと生クリームを合わせずに、別々で詰めてダブルシューにするのもアリ。
※咀嚼したら結局一緒説。
ディプロマットクリームを一度にたくさん味わえるのはこのシュークリームですが
その他お菓子にも本当にたくさん使い道があるので、ぜひ作り方だけでも覚えて帰ってくださいねー。
※逆に作り方以外何覚えるねん。
失敗しないシュー生地の作り方はコチラから。↓