サクっと香ばしい「フロランタン」というお菓子。
「フロランタン」って口ずさむと、タンタカタ〜ン♪ってなりませんか?
※なりません。
※実は「タン」しか合ってない説。
私の中では「クイニーアマン」に次ぐおしゃれネーミングです。
※「クイニー」も「アマン」も意味不明。
※なのにオシャレ。
※「クイニーアマン」はフランスの方言らしい。
※結局美味しいからどっちでもええ説。↑
※なら調べるなよ。
分厚いクッキー生地に、パリパリのスライスアーモンドに、ちょっとねちっとしたキャラメルがコーティングされた
※誰がねずっちやねん。
※ととのってへんわ。
サク&パリ&ネチの集合体。それがフロランタン。
※「風呂満タン」と違いますよー。
※「虎視眈々(こしたんたん)」とも違いますよー。
※もうないかー。
クッキーとアーモンドの香ばしさと、色んな食感が混ざり合って、もうこれは、まるでクッキー界のディズ◯ーランドや〜☆
※コンプラ気にするぐらいならもうやめとけ。
なかなかにして中級者向けのお菓子ですが、意外と工程は少なく簡単です。
※作れる人はそうやって簡単に言うよね説。
これが作れたら、ちょっと感動ですよ。
※私も初めて作った時感動した。
※わ、私・・・フロランタン作れたん・・・。ってなった。
※「タン」と「たん」で韻踏みたかっただけやろ。↑
では、レッツ☆つるとんたん。
※それはうどん屋。
※そして意外と「たん」の使い勝手が良かった時。
プロ級本格フロランタンのレシピ。
材料(9個分)4cm角9個分
下準備
・バターは室温に戻して柔らかくしておく
・薄力粉とアーモンドプードルは合わせて軽く混ぜておく
・クッキー生地は一晩寝かせる事を知っておく
※最初にお知らせしておくわ。
※後でやいやい言われたらかなわんので。
※↑誰が言うん。
・スクエア型に型紙を敷いておく
※今回は14cm×15cmの型を使用。
※↑稀なサイズを使用するイヤなヤツ。
・スライスアーモンドは150℃のオーブンで15〜20分、薄く焼き色がつくまでローストしておく
※この準備は2日目でも間に合います。
※後でやいやい言われたらかなわんので。
※↑だから。
手順
①室温に戻して柔らかくしたバターに粉糖を加え、白っぽくなるまでホイッピングする。
※ホイップ・ホイッパー・ホイッピング。か。
※普通に混ぜるだけでいいです。
※でも空気を含ませるようにね。
※↑二度手間。
② ①によくといた卵を少しずつ加え混ぜる。
※ただでさえ少量なのに「少しずつ」とか言うイヤなヤツ。
※入れた卵が奇跡的に子供用の傘の柄みたいになった時。
※誰が「うわぁ〜☆」ってなんねん。
③卵が馴染んだら、合わせておいた粉類をふるい入れ、切るようにサクサク混ぜる。
④粉気がなくなって生地がまとまったらラップで挟んで、厚み1cmで型に合わせた形に伸ばす。
※急にハードルが高くなる時。
※でも大体でいいです。
できたらそのまま冷蔵庫で一晩寝かせる。
※寝つきはいい方です。
※どうしても寝つきが悪い時は、読み聞かせで対応してください。
⑤寝かせた生地を叩き起こし、型に入れます。
上手にはまらない場合は、カットしたり埋めたり微調整してください。
※とはいえそこまで敏感にならなくても大丈夫。
※↑逆にちゃんと決められていた方が楽説。
できたら予熱しておいた180℃のオーブンで20分焼成する。
⑥クッキー生地を焼成している間に、キャラメルナッツの素を作る。
鍋にスライスアーモンド以外の材料を全て入れ、火にかける。
バターとグラニュー糖が溶けてフツフツとしてきたら、スライスアーモンドを加え、キャラメルの素に絡める。
※この時点でキャラメルカラーじゃなくても大丈夫よ。
※不安がらないで。
※大丈夫。私がいるから。
※↑おられても。
⑦20分焼成してクッキー生地に薄く焼き色が付いたら、一旦オーブンから取り出し、キャラメルナッツを生地にまんべんなく広げる。
※スライスアーモンド同士ができるだけ重ならないように。
できたら170℃で35〜40分、表面がキャラメルカラーになったら焼き上がり。
※絶対そこは「キャラメル色」でいいと思う。
焼き上がりの目安は、アーモンドに絡まったキャラメルがしっかり全体的に茶色くなって、「フツフツ」した泡が、小さくなってほとんど出なくなった時。
※焼成中はお湯が沸いた時のようなグツグツした状態。
※それが落ち着いて泡が小さくなってほぼなくなればOK。
私のオーブンでは上火の方が強いので、残りの5~10分はアルミホイルを被せます。
※第三のお道具、「アルミホイル」説。
⑧焼き上がったら粗熱をとって型から外し、ひっくり返して温かいうちに四角くカットする。
※周り4辺は切り落とす事。
※↑味見用に後で食べるけどコレがめっちゃ美味しいねん。マジで。
※フロランタン界の「中落ち」って呼んでる。
※側やけど。
1回で切れる長い包丁を使って、躊躇せず「ダンっ!」ってカットすると綺麗にカットできます。
※そこで躊躇したら試合終了です。
カットできたら表返して冷ましたら出来上がり。
香ばしさが香ばしさを呼ぶフロランタン。
クッキーの香ばしさと、ナッツの香ばしさ、キャラメルの香ばしさが合わさって
※どんだけ香ばすん。
本当に美味しい。
クッキーに厚みがあるので、中は少しふんわり。でも表面はカリカリで、それでいて少しねっちりもしている。
※ある意味カオス。
そんなに焼いて大丈夫なの!?と思われそうですが、フロランタンはこれぐらい焼いて丁度いい。
※クッキーにしては長過ぎる焼成時間。
とはいえ、途中で焦げそうになったらさすがにアルミホイルを被せてくださいね。
※急に保険かけだす。↑
でも意外と簡単じゃないですか?
※「簡単」と「フロランタン」かかってます。
※↑遠巻きの韻踏みテクニックがスゴい。
※何の役に立つん。
特別イキってるポイントも無いし。
※イキってるポイントは同業者ならわかるはず。w
※あんのよ。「あ、この人のここイキってるな。」って時が。w
タイムスケジュールさえ要領よく組めば、そんなに時間もかかりません。
※しっかり工程を叩き込もう。
でも仕上がりはプロ級。
※フロランタンを作ろうと思うような人はその時点でほぼセミプロですけどね。
ラッピングしてプレゼントしたら感動されるレベルです。
ホントに簡単なので、ぜひに。
今回は14×15cmの稀なサイズの型を使用しましたが、それに近い型
または形が違っても容量(体積)が同じならそれでも大丈夫です。
※同じサイズの底無しセルクルでもいいよ。
※もっと持ってないやろ。↑
簡単にお家でプロ級のフロランタンを、お楽しみください。
※親切が過ぎるぞ。