頂き物のりんご、大体 “1個” 説。
なぜか頂く事の多いりんご。
※私だけ?↑
しかも、1個。
※プラスみかんとか柿とかがセットな事が多い。
※私だけ?↑
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、なんとかりんご “1個” で美味しいお菓子を・・・
できればちょっとイキったお菓子が作れたらな・・・
という発想から生まれた、りんご1個で作れるりんごのタタンのレシピです。
※どんな発想。
りんごのタタンのレシピで多いのは、大体りんごが2個かそれ以上必要で
頂き物のりんご1個で作れない物が多いので、りんごを追加したくないあなた
※そして私。
あるいは頂き物のりんご1個の使い道に困ったあなたにおすすめです。
※そのまま食べればいいじゃない。
※でもそれはちょっと違うねん。
※ちょっと何か創作してイキりたいねん。
※ってゆー時。
作り方も意外と簡単なので、ぜひ。
では、レッツ☆りんごちゃん。
※レシピ☆スターティン♪
りんご1個で作れるパウンド型「りんごのタタン」のレシピ。
今回は頂き物のりんごで作ったので、品種が不明です。
でも多分「ふじ」ではないかと推測します。
※りんごミステリー。か。
そして、サイズは大きめです。
小さめりんごで作る場合は、少し勝手が違うと思います。
※小さめりんごはおとなしくそのまま食べよう。
その辺よろしくどーぞー。
材料(18cmパウンドケーキ型 1台分)
- りんご・・・大1個
- グラニュー糖・・・40g
- 水・・・15ml
- りんご用無塩バター・・・10g
- アーモンドプードル・・・70g
- 粉糖・・・70g
- 全卵・・・L寸1個
- 卵黄・・・1個分
- 薄力粉・・・20g
※今回はエクリチュールを使用。 - ベーキングパウダー・・・ひとつまみ
- 生地用無塩バター・・・40g
下準備
・全卵と卵黄を合わせて混ぜておく。
・りんご用バターはテキトーに角切りにしておく。
※この「テキトー」で性格出る説。↑
・オーブンの余熱は200℃に設定しておく。
・生地用バターは湯せんかレンジで温めて溶かしておく。
・生地用のオーブンの余熱は180℃に設定しておく。
※今回はりんごの部とケーキの部で2回オーブンを使うよ。
・頂き物のりんごなんてなかなか遭遇しないよ?という方はりんごを買いに行く。
※あるいは普段からりんごがもらえるように努力しておく。
※→そっちの方がムズいし時間かかる。
手順
①りんごは皮を剥いて芯を取り、4等分して5mm程度の薄さにスライスする。
※カットしたら一部茶色く変色してたけど、ドンマイ。
②スライスしたままの形をなるべく保ちながらボウルに入れ、ふんわりラップをして600wで5〜6分レンジ加熱する。
りんごがしんなりしたら、そのまま冷ましておく。
※見た目以上に熱っつくなってるので要注意。
③カラメルを作る。
鍋かフライパンにグラニュー糖と水を入れ、中弱火で砂糖がカラメル色になるまで加熱する。
この時のカラメルは、プリン等で使うカラメルより薄めに、「こげ茶」ではなく「茶色」程度で止めましょう。
※この後また火を通すので、こげ茶の1歩手前で止めておかないと、仕上がりが苦くなるよ。
※あんたやった事あるやろ。↑
火を止めたらすぐにパウンド型に流して底全面に広げ、冷ましておく。
冷めたら型の側面にバター(分量外)を塗っておく。
④ ③の型に、②のりんごを二段にして詰める。
スライスした時の形を利用して並べると、キレイに詰められますよ。
※でも予想以上にりんごに熱さが残っててビビります。
一段目を並べ終わったら、角切りにしたバターの半量を散らす。
二段目を並べ、残りのりんご用バターを散らす。
並べ方に納得がいったら、余熱しておいた200℃のオーブンで15分焼成する。
焼けたら1時間程度冷ましておく。
※焼き色は付かなくてもOKです。
冷めたらりんごをできるだけ隙間がなくなるように、ゴムベラ等で「ギュっ」っとして
※ハっとして!Good。的な。
※俊彦☆田原的な。
再度パウンド型の側面にバター(分量外)を塗っておく。
⑤生地、作りま〜す☆
※アムロ、いきまーす!。のやつ。
ボウルにアーモンドパウダー、粉糖、合わせておいた卵類を入れ、ハンドミキサーで撹拌する。
※史上初、「卵類」という類。
全ての材料がなじんで、白っぽくなったらOK。
⑥ ⑤のボウルに薄力粉とひとつまみのベーキングパウダーをふるいながら加え、ゴムベラでさっくり混ぜる。
粉気がなくなったらOK。
⑦ ⑥に溶かしておいたバターを加え、なじむまで混ぜる。
※バターをなじませる前に粉気が残っている説。
※出てるで。性格。
⑧できたケーキ生地を④の型に流し、180℃で25分、170℃に下げて15分焼成する。
※最後の方焼き色が付き過ぎそうならアルミホイルを要請する。
焼き上がったら型のまま常温で冷まして一晩おく。
※今日こそ「一晩おく」シリーズから解放されると思ったのに・・。
※ゴメンて。
⑨型から、外しま〜す☆
※↑なんか腹立ってきた。
型と生地の間にナイフを入れ、側面のみ剥がしておきます。
その後、軍手をはめて型を持ち、型の底を直火に当てます。
弱火で、しっかり火から型を離して底を温めましょう。
※カラメルを溶かすのが目的であり、目標です。
※どう違うのん?↑
バットかまな板の上に、逆さまにしてケーキを「パッカン」と型から外したら出来上がり。
※カラメルが溶け切らずにりんごが型に残ったら泣こう。
※そして再び立ちあがろう。
生地が膨らんで底が安定しない場合は、ケーキをラップで包んで逆さまにして、ケーキ生地の膨らんだ部分をカットしましょう。
※ラップで包んでひっくり返さないと、りんごがバラけてまた泣く事になります。
※その時はもう立ち上がれません。
りんご1個でも充分美味しい「りんごのタタン」。
このひっくり返して仕上げるケーキは、「アップサイドダウンケーキ」と言って
りんごの他、バナナやパイナップルで作るレシピもあります。
が、これらの何がハードル高いって
ひっくり返す時緊張する
んですよね。
※気持ちの問題説。
キレイに仕上げるコツは、焼成したりんごを「ギュっつ」と詰め直して、型から外す時しっかり底を温めて溶かす事。
それだけで緊張がほぐれます。
※気持ちより結果で見せてくれ。
そして、焼いてクタクタになったりんごの美味しさよ。
りんご2個で作れば、りんご部分が倍になってもちろん美味しいですが
1個で作ってもケーキ部分が美味しいので、全然物足りなさもありません。
※このサラっと作ったケーキ生地、何気にめっちゃ美味しいねん。
カラメルの苦味も丁ぉ〜〜〜度いい感じ。
※苦過ぎず甘過ぎず。
りんごを1個いただいたら、ぜひ。
※普通に買ったりんごでも作れます。
※そらな。