【検証】クッキー生地 作りたてと冷凍の違いは?

製菓材料研究室
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クッキー生地って作りたてと冷凍で焼成後どう違うの?

焼き菓子職人は考えた・・・
※ぼーーーーー。っと。
※すな。

クッキー生地って冷凍できるって言うけど、作りたてと冷凍と仕上がりってなんか違うの?
※誰に聞いた。
※自分自身に。
※孤独な戦い。

お菓子作り大好物の皆さんも、疑問に思った事があるのではないでしょうか?
※「ない。」という方も最後までお読みください。
※圧。

というワケで、仕上がりの違いがわかりやすい絞り出しクッキーで検証してみました。
※『検』と『みましょう』かかってんねん。
※実は完璧に作り込まれてんねん。
※そのパワー違うとこに使お。

レッツ☆検証!!!
※ダッサい呼びかけ。

【実験】作りたて生地と冷凍生地を同じ条件で焼成してみる。

右と左、どちらが冷凍か、作りたてか

わかりますか?

私にはわかりません。
※実際ギャグじゃなくて一瞬自分でもどっちかわからんくなった。
※↑シンプルにポンコツ。

なんつって。
※ボケ方もポンコツ。

アンサー。左が作りたて、右が冷凍です。

もちろん同じ材料、同じ仕込み方、同じ焼成時間で焼いています。
※というか生地の段階では同じものです。
※その後、そのまま焼いたものと冷凍してから焼いたものにわけました。

ちなみに冷凍生地は冷凍庫から出してすぐ焼成しています。
※一旦冷蔵解凍とか無し。
※ダイレクトベイク。
※↑そんな専門用語無いです。普通に。

左:作りたて生地  右:冷凍から直焼成

検証の意味があったのでしょうか?

と疑いたくなるほどに、違いがわかりません
※自分が一体何をしているのかわからなくなりました。

若干冷凍からのダイレクトベイクの方が形がクッキリしているようにも感じますが
※『ダイレクトベイク』流行らそうとしてるやろ。
※無理やで。

オーブン庫内の位置におけるただの焼き色の違いのような気もします。
※結局何の時間。

では、横から見てみましょう。↓↓↓

横から見た図。 左:作りたて生地  右:冷凍から直焼成。

ここでようやく違いが出ました。
※あったよ!お母さん!意味があったよ!

やはり冷凍から直接焼成した方が、若干ですが絞り出しのフォルムがハッキリしています。
※お母さん!フォルムだよ!フォルムの違いだよ!

生地の広がり方も、冷凍生地の方がタイト。
※背筋が伸びた感じ。
※例えるなら尊敬する人が目の前に現れた瞬間。
※↑確かに背筋は伸びるけど。その例えは今じゃない。

ようやく微々たる違いを発見できて私もホっとしています。
※実験したかいがあった!って程の違いじゃないけど。
※努力だけは認めてよ。

常温生地と冷凍生地の違いまとめ。

ザックリ言いますね。

違い、特に無いです。
※だから何の時間。

ちなみに、仕上がりの味見もしてみましたが、特に違いはありませんでした。
※時間を返してくれ。

ただひとつ注意点としては、今回は小さい生地だったため、冷凍から直接焼成しても問題なかったですが

分厚い生地では少し影響が出ます
※↑少し考えれば誰にでもわかる事を堂々と

分厚い生地では、冷凍→冷蔵解凍→焼成 にして

ゆっくり元の生地の状態に戻す事をおススメします。
※焼成前夜に冷蔵解凍しておくと翌日すぐ焼成できるので便利。
冷凍からすぐ常温解凍すると材料の分離の原因となり仕上がりに影響が出るのでNG。
※特に食感に影響が出るよ。
※ちょっと賢そうな事言うてゴメン。

分厚い生地の解凍方法さえ気を付ければ、今回のように冷凍生地でも全く問題ありません
※モーマンタイ。
※モーマンタイクッキー。
※↑東南アジアの有名なクッキー屋さんか。

急速冷凍機能がある冷蔵庫はそちらを利用した方がいいですが
※魚やお肉を冷凍するつもりでいる冷蔵庫側はビックリするかと思いますが。

通常の冷凍庫でも問題ありません
※贅沢言うなら急速に冷凍してゆっくり解凍が理想かなー。ぐらい。
※ただし冷凍臭には気を付けよう。
※長期で冷凍保存する時はしっかりラップしてジッパーバッグ等に入れる事。
※保存期間は約1カ月程度。

作りたい量とレシピの量が合わなくて生地が余った時、一人分だけ焼きたい時、逆に大量生産したい時
※生地作りが一日で収まらない時。
※業者か。

慌てず騒がず冷凍保存してみましょう。
※そんな事で慌てて騒ぐヤツおらんやろ。

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