「次郎」という名の柿を使ったジャム。
「次郎柿」をご存知でしょうか?
※シソンヌのじろうなら知っているが。
次郎柿とは
果肉は黄紅色で褐斑粒子が極めて細かく、肉質は緻密で硬く、「富有」に比べて果汁が少ないのが特徴です。糖度は17度ほどと甘く、上品な風味で渋残りせず食味が良い柿ですが、肉質が粘粉質のため熟しすぎると食味は落ちます。
「旬の食材百科」より
という柿。
※「褐斑粒子」ってナニ。
※↑読み方すらわからない時。
※↑一文字一文字調べて入力したわ。
※ちなみに「富有柿」も怪しいけど、富有柿はスーパー等に売ってるいわゆる「柿」の柿。
実際カットしてみると、肉質が「硬い」のと、ちょっと「黒い」んです。
※断面萌え。
※↑多分私だけ。
そして、あまーーーーい!
※ハンバーグ師匠。
そのまま食べてももちろん美味しいんですけどね。
※柿、人気ないけど私は大好きやで。
同じく旬の「みかん」とミックスしたら、美味しいに違いない。今すぐ作りなさい。
と、私の中の神様が呟きました。
※暇を持て余した、神々の、遊び。のやつか。
※by:モンスターエンジン。↑
というワケで、作りました。
※どんな理由。
その硬さを使って、果肉ゴロゴロ系のジャムに仕上げ
柿は香りが少ないので、香りの部はみかんが担当。
柿の食感とみかんの香りがマリアージュ。
な柿ジャムです。
※「マリアージュ」万能説。
では、レッツ☆治郎さんの柿。
※次郎柿の由来。↑
※結局誰。
「次郎柿」と「有田みかん」のミックスジャムのレシピ。
今回はみかん1に対し、柿1.5の割合で作っていますが、その辺はテキトーにアレしてください。
※どれすればいい?
そして、砂糖は柿とみかんの総量(正味量)の60%で作っています。
柿の甘みが強いので、本当はもっと砂糖少なめでもジャムとして充分食べられる甘さにはなりますが
保存性を考慮して、60%まで加えています。
手元にある量で調整する時の参考にしてみてください。
※ジャムのレシピ見ながら「果物そんな同じ量揃えられへん・・」のハードルを低くする技。
材料(150ml瓶 6本程度)
- 次郎柿・・・780g(正味量)
※8個程度。 - 有田みかん・・・540g(賞味量)
※M寸6個程度。 - グラニュー糖・・・800g
※1日目・・・400g
※2日目・・・400g
【手順】
①次郎柿は皮を剥いてヘタを取り、1.5cm程度の角切りにする。
次郎柿は煮崩れしにくいため、ほぼそのままの大きさに仕上がると心得よ。
※次郎柿の心得。
※↑いつ役に立つん。
②みかんはよく洗って縦半分にカットし、ヘタとおしり側の硬い部分もカットして、1〜2mm程度にスライスする。
この時点で、柿とみかんそれぞれの重さを計り、砂糖の量を割り出しておく。
③まずは柿とグラニュー糖(1日目)の半量を鍋に入れ、火にかける。
※今回は200g。
最初は水分が少なく焦げやすいので、火をつけたらすぐに混ぜ始めましょう。
④柿から水分が出て柿の角が取れてきたら、みかんと残りの半量を加える。
※今回は200g。
みかんからも水分が出て、みかんの皮がしんなりするまで混ぜながら火を通す。
↓しんなりした状態。
※増す、黒さ。
火を止めてボウルに移し、冷ましたら表面にぴったりラップをして冷蔵庫で一晩おく。
⑤2日目。
鍋に戻してグラニュー糖(2日目)を加え、火にかける。
混ぜながら砂糖を溶かし、アクが出てくるので、すくいながら煮詰める。
※アクまで黒い説。
⑥アクを取り切って、とろみがついたら、消毒した瓶にパンパンに詰め、蓋をして逆さまにして冷ます。
出てくる泡が「グツグツ」から「ムッツムッツ」になる時が目安。
完全に冷めたら出来上がり。
柿の食感とみかんの香りが美味しいミックスジャム。
煮崩れない次郎柿、最強説。
※しっかり形が残ります。
柿の果肉のしっかりした食感が味わえます。
柿の食感と、みかんの香りの相性も抜群。
※神様の言う通り。
パンに塗って食べてももちろん美味しいですが
食感と香りをめいいっぱい楽しむなら
プレーンヨーグルトのトッピングがおすすめ。
※めっちゃ美味しいこれ。
旬のフルーツ2種類が一緒に楽しめる「ミックスジャム」を
ぜひ。
※他のフルーツの組み合わせでもやってみてね。
※神が降りてきたら。
柿だけで作った柿ジャムのレシピはコチラ。↓