シルパン、100均にありました。
いやいやいやいや。マジか。ダイソーにシルパン売ってはりますやん。
※30年前の私に教えてあげたい。
※「大丈夫やで。30年後には100均でシルパンまで売られるようになるから。」ってね。
※↑30年前の私「ポカーン。」
あの、製菓道具の中でも一歩踏み出さないとなかなか買う勇気の出ないシルパンがですよ?
※製菓専門店で買うと2000円前後。
※約10倍の値段。
たったツーコイン(200円)で買える時代キターーーーーー!!!
※「ワンコイン」は言うけど「ツーコイン」あんま使ワンよね。
いやしかし、本当に使い物になるのか?使い心地は?2000円のシルパンとどう違うの?
と疑問がいくつか湧いたので、すでにシルパン5枚持ってる私ですが、購入して検証してみました。
※もうそれは5枚パン。
※1枚増えて6枚パン。
これから買おうかどうしようか迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ参考にしてみてください。
ダイソーのシルパンの特徴。
ダイソーのシルパンは、商品名を「シリコーンマット」といいます。
※誰やねん。↑
お値段220円(税込)。サイズは正方形で27cm×27cm。
※↑ツーコインでもなかった時。
商品タグには
クッキングや電子レンジ・オーブンの汚れ防止に。
とだけ書かれています。
イエス。「わ〜い!ダイソーにシルパンが売ってるー!わ〜いわ〜い!」とテンション爆上がりのところ申し訳ないのですが、これ、ダイソーさん的には一言も「クッキーがサクサクに焼ける、あのシルパンだお⭐︎」なんて言ってないんです。
※ゴメンて。
※代わりに謝るから。
実際広げてみると・・・
見た目はそこはかとなくシルパンに近いのですが、正規のシルパンのように下まで貫通する穴が開いておりません。
※水を落としても下に流れないよ。
シルパンよりシルパットに近い構造。
下に手を入れてみても、ご覧の通り直指が見えることはありません。
※「直指」という新しい日本語。
ということはですよ、奥さん。あのシルパンの醍醐味でもある、「余分な油が穴から流れるので、サックサクのクッキーができますよ⭐︎」の“油切り”機能を果たさない。ということになります。
※だからゴメンて。
ダイソーのシリコンマットはシルパンとは別物の、あくまで“シリコーン製のマット”であると認識しておきましょう。
ダイソーのシルパン(仮)でクッキーを焼いてみた。
ダイソーのシルパンがシルパンでないことが分かりましたが、一応クッキーを焼いて検証してみました。
※お詫びの検証。やで。
とその前に・・・
天板にサイズ合いませんでした。
※私のオーブンの天板は短辺25cmなので。
※2cmはみ出しマン。
このようにサイズが合わないと、はみ出した部分がカーブになるので、薄いクッキーは焼いている間にひん曲がるので要注意です。
ひとまず負けず嫌いなので、そのまま焼きました。
※カーブにかからないように真ん中の方に。
※ちなみに厚み3mmのクッキー生地です。
焼き上がりの状態を見てみると・・・
表面に「ポコ」が確認できます。
※別名:ぷっくり。
通常のシルパンの場合、網目から油だけでなく空気も通すので表面がポコることはありませんが、ダイソーのシルパン(仮)は網目ではないため、空気の抜け道がなく上に膨らんでしまいます。
そして裏返すと・・・
何回も言いますが、網目状ではないため、シルパンで焼いた時のような網目が付きません。
※↑何回言うん。って言われる前に。
そして、ポコった部分が逆に凹みます。
※そらな。
めげずに割ってみましょう。
表面のポコの割には、中に大きな空洞は見当たりません。
食感もそこそこサクサク。
正規のシルパンの時のように「サックサク⭐︎」とまではいきませんが、それなりにサクサクしているし、普通に美味しい。
※そりゃそうだ。私のレシピだもの。
おそらくですが、焼き上がりもシルパットで焼いた時とほぼ同じ状態かと思います。
ダイソーのシルパンの使い方。
シルパンのようでシルパンでない
※べんべん。
そんなダイソーのシルパンですが、じゃあどういった使い道が正しいのか?
私的にですが、シルパン同様、生地のゆるいクッキー(絞り出しクッキーやラングドシャなど)や、シュークリーム、マカロンなんかを焼く時には使いやすそう。
チュイールを作るなら、巻きやすいしベストかも。
あとは、なんかの空焼きする時。
※なんの?
※アーモンドとか。ほら。あるやん。いろいろ。
私的にはそんな感じで、洗って繰り返し使えるオーブンシートとして使うと思います。
※シルパン5枚あるし。
※シルパットも2枚あるし。
※→シルまみれ。
シルパンを使ってみたいなら、やっぱり正規の「シルパン」を買おう。
結果、ダイソーのシルパン(仮)は正規のシルパンとは違い、シルパットに近い構造で、サクサククッキー作りにはやっぱり正規のシルパンがいい。との結果が出ました。
※だから言うたやん。
でも、シルパットの代用としては全然使えるし、200円で繰り返し使えるオーブンシートが買えると思えば、お安いごよう。
※「ごよう」は不要。
ただし、サイズには要注意です。
※使っているオーブンの天板を測ってから買おう。
※あるいははみ出る覚悟で買うその勝ち気なところも、好きやで。
その辺を踏まえて、使えそうと思ったらぜひ買ってみてください。200円だしね。
「シルパン」が使ってみたくて買うなら、安くてもいいのでやっぱり正規のシルパンを買いましょう。
※↑ここだけ見たら何言うてんのかほぼわからん説。
正真正銘のシルパンは各ECサイトでも買えますが、cotta ←さんで買う方が安いよ。
※会員登録がいるけどそこさえ乗り越えたらその後も便利。
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※送料分よゆーで取り返せる。逆におつり来る。