プロ仕上げにするコツは、バランス。
お抹茶のケーキはよく見かけるけど、ほうじ茶ケーキってあまり見ないですよね?
※紅茶やお抹茶はいっぱいあるのに。
※え?もしかして私だけ?
※私の行動範囲外ではめっちゃ売られてるとか無いよね。
※イジメられっ子気質か。
でも好きなんです。ほうじ茶。
そのまま飲むのも好きだし、ほうじ茶ラテも好き。
※ほうじ茶ラテ考えた人天才説。
※食パンあげよ。
※↑ほうじ茶ラテとも合う。
ケーキにしても美味しそうなのに、あまり見かけない謎。
※コナン君を呼んでくれ。
それもそのはず、ほうじ茶ケーキって、ちょっと難しいんです。
※「難しい」ってほどでもないけど。
※もっとポップに「ちょいムズ」ぐらい。
あの香ばしさが、勝つか負けるか、あるいは吉と出るか凶と出るか
※半か丁か。
バランスがきわどいところなのです。しかも、ほうじ茶葉だけではビミョーに香りが足りない。
※茶葉だけで作って、ちょっと「?」となったことはあ〜りませんか?
※うっすいチャーリー感。↑
なので、作りました。
その“バランスが絶好調に取れたプロ級ほうじ茶ケーキ”ってやつを。
※待ってろよ。ほうじ茶ケーキファン達。
※↑ほうじ茶ケーキ界のヒーロー。か。
ちょっと揃える材料が多めですが、私の中で一番美味しいほうじ茶ケーキです。
このレシピで作ったほうじ茶ケーキを、ぜひほうじ茶とともに味わってください。
【レシピ】プロ級ほうじ茶ケーキ。
材料(18cmパウンド型1本分)
はい出た材料多め。
しかも『ほうじ茶パウダー』って製菓材料店でしか見た事ない。
※でも、これを入れることでほうじ茶の風味が茶葉以外で出せるのよ。
※市販のほうじ茶ラテパウダーとかは甘味料が入ってるので代用不可ですぬん。
※ごめんて。
でも心折れないで。必ずほうじ茶は味方でいてくれるから。
※これを機に、本気でほうじ茶に向き合おう。
下準備
・バターと卵は室温に戻しておく
・薄力粉、アーモンドプードル、ほうじ茶パウダー、ベーキングパウダーは合わせて軽く混ぜておく
・ナッツは粗めにカットしておく
・型にオーブンシートをセットしておく
手順
①室温に戻したバターにブラウンシュガーを加え、白っぽくなるまで撹拌する。
②室温に戻した卵を3~4回に分けて加え、その都度しっかり撹拌する。
※冬場は分離に注意。
③合わせておいた粉類をふるい入れる。
④ゴムベラで混ぜ、粉気がなくなるちょっと手前で牛乳とホワイトチョコを入れる。
⑤完全に粉気がなくなって、生地にツヤが出たら型に入れ、底をトントンする。
※「トントン」は優しく聞こえますが割と強めです。
※子供を寝かしつける感じではなく、旦那を叩き起こす感じです。
⑥真ん中が低く両端が高くなるように生地をならし、ナッツを敷き詰める。
※イメージは舟形のお皿。↑
⑦170℃で45分焼成し、焼き上がったらすぐ型から外す。
触れる程度まで冷めたらラップに包んで一晩冷まして出来上がり。
材料以外は意外と簡単。ほうじ茶ケーキ。
一日寝かせた翌日以降が食べごろ。
※ちなみに後ろに写ってる飲み物はほうじ茶ラテと見せかけて、チャイです。
工程はいつものパウンドケーキと変わらないので特に難しくはないと思います。
※断面萌え。(地味め。)
※そして相変わらず、奥はチャイです。
作っていて気付いたのですが、ほうじ茶の香りって、ピーナッツクリームの香りに似てる。
だからナッツとの相性抜群なのですね。
※色も馴染むしね。
ポイントは、なんと言ってもホワイトチョコ。
渋く感じがちなほうじ茶の香ばしさを、ホワイトチョコが絶妙にまろやかにしてくれるのです。
※お口の中で完成するほうじ茶ラテ。
※でもやっぱり、奥はチャイ。
さらにナッツを噛んだ時の香ばしさが加わり、食感も楽しい。
これなら子供から大人まで楽しめます。
そしてほうじ茶パウダーを入れることで、濃すぎず薄すぎず、絶妙なバランスのほうじ茶フレーバーが演出できるんです。
今まで納得のいくほうじ茶ケーキに出会えなかった方は、ぜひ一度このレシピで作ってみてください。
ちなみに余ったほうじ茶パウダーは、その他のお菓子(ほうじ茶プリンやほうじ茶マドレーヌなんかも美味しいよ。)でももちろん使えますが
温めた牛乳にお砂糖とほうじ茶パウダーを混ぜて、普通にほうじ茶ラテとしても楽しめます。
※だったら何故、チャイ。
ちょっと材料のハードルだけ高めですが、絶対美味しいプロ級のほうじ茶ケーキ、ぜひお試しあれ。
ほうじ茶パウダー単品で買うなら、これが少量で買いやすい。↓
その他材料まとめて買うならcotta ←が便利でお得です。