製菓用温度計、100均に売ってます。という事実。
お菓子作りでちょいちょいちょこちょこ出てくる「温度計」。
※ちょいちょいかちょこちょこどっちかでええんとちゃうか。
私はそこまで細かく温度管理が必要なお菓子を作らないので
※だからってふざけて作ってるんとちゃうで。
※めちゃくちゃ真面目に作ってるんやで。こう見えて。
※どう見えてんねん。↑
※細かい温度管理が必要なのは主にチョコレートのテンパリング。
主に赤外線の温度計を使っていますが
「ヤベ。これは1℃レベルで状態が変わるぞ。」という、ここぞの時は
※テンパリングでテンパりそうな時など。
※↑してやったり。
手動の温度計を使います。
※↑「手動」?って言うの?
※ワタシ ニホンゴ ワカリマセン。
※↑日本在住46年。
※逆に日本語しかわからんやろ。
でも、温度計、お高い印象ありません?(奥さん。)
※「奥さん」のとこの意味。
実際は製菓材料店で800円台から、割と手頃なお値段で売っているのですが
※800円が手頃とかセレブかよ。
※↑どんだけビンボーマインドやねん。
たまーにしか使わないのに、もっと手頃なお値段でないのかしら?
って思いません?(奥さん。)
※みのかよ。
あるんですよ。(奥さん。)
※「奥さん」どんだけ人口占めてんねん。
100均に。
でも、100円の温度計って、どこまで信用できるのでしょう?
※あなたよりは信用できると思いますよ。
というワケで、今回は100均の温度計の使い方から赤外線温度計との比較まで、詳しく見ていきましょう。
100均の温度計の使い方。
まずは100均温度計の測定範囲。最高温度は200度まで計れます。
※1メモリで2℃。
そしてシンプルな気合いの入った一本作りですが、ちゃんとケースまで付いています。
※「一本作り」って何や。
※「一枚板」的なやつか。
ただ、注意書きに「鍋肌に触れた状態で測ると正しく計れない事があります。」と書いてあり
軽く脅された気持ちになったので
※無意味に悲観的。
なんとか鍋肌に触れないように使える工夫をしました。
※通常天ぷら用の温度計なんかにはクリップみたいな引っ掛ける部分が付いてるよ。
画像からは少し分かりづらいですが、ちゃんと鍋肌から離れています。
作り方はコウ。↓
※それは柴咲さんのやつ。
鍋の縁にダブルクリップ(L寸)を挟み、そのグリップ部分の片方にもうひとつダブルクリップを挟む。
温度計をグリップ部分の穴に通したら、温度計フックの出来上がり。
※ダブルクリップがS寸だと温度計が通らない可能性アリ。
※現在45度。
※温度計が斜め45度に立て掛けられたところとかかってます。
※↑絶対偶然やろ。
これで鍋肌に触れずにお鍋に温度計が固定できました。
※天才かよ。
※温度計固定のプロかよ。
※温度計を鍋に固定するために生まれてきたのかよ。
そしてお鍋に固定するお悩みは解消。
※もっと他に一生懸命解消せなアカン悩みあるやろ。
赤外線温度計 VS 100均温度計。
では、実際お湯を沸かして、赤外線温度計との温度の違いを見てみましょう。
100均温度計が約80℃の時
赤外線温度計は
ほぼ80℃。
※「おぉ〜。」ってなった。
※独りで。↑
100均温度計が約100℃の時
赤外線温度計は
95℃。
※「お、おぉん・・」てなった。
※やっぱり独りで。↑
ちょっと差が開いてきた兆し。
※希望の光。か。
※逆希望やけどな。今回のは。
100℃を超えたあたりから、いよいよ差が微妙に開き初め、最終的に120℃あたりまで計ると、10℃程度の違いが出る事が判明。
赤外線温度計は、やっぱり1℃単位で使うにはちょっと無理がありそうなので
※特に高温を計る時。
“ザックリ温度”でOKの時にのみ使用しましょう。
固定さえできればめっちゃ使える100均の温度計。
赤外線温度計の結果は少し残念でしたが、逆に100均の温度計のポテンシャルに驚きました。
※ちなみにDAISO産です。
※ダイソーの200円商品。とかじゃなくて全くの100円商品です。
固定する工夫さえ怠らなければ、全っ然アリです。
※ダブルクリップを追加で買ったとしても200円で済む説。
温度計デビューに超おすすめ。
※この夏、デビューしてみないか?
ちなみに赤外線温度計は、安いものでも3000円台はしますが
温度の誤差がある代わりに、固定要らずで秒速で計れるのが魅力。
※片手で「ピっ!」で完了。
100℃までの計測で、5℃程度前後しても大丈夫な場合は、手軽な赤外線温度計がおすすめ。
※仕事が、早い。
私はそこまで細かい温度管理が必要なお菓子をあまり作らないので
片手で使えてすぐにお返事くれるこの温度計を主に愛用しています。
※「お返事」って言うか計ってるだけやで。
温度計デビューがまだの方は、使い道とお財布とご相談の上、参考にして選んでみてください。