【レシピ】苦手克服「モンブラン」。

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「モンブラン」を簡単に作り隊。

正直苦手なんですよね。モンブラン

でも、我らがフランス菓子なのでね。
※L・O・V・E・フランス・菓子♡
※語呂が悪い。

克服のために作りました。
※実は何回も作ってるけど未だ上手になりません。

何が難しいって、あの最後に巻き巻きするとぐろのマロンペーストですよ。

あれが何回やっても上手になりません。
※頑張って頑張っても上手くならなくて、最後は「でも私モンブラン専門パティシエちゃうしな!」とか無駄にブチ切れる。ってゆー。

だから、苦手克服
※同じく苦手という方は、肩を抱き合いながら共に頑張りましょう。
※「ソーシャルディスタンス」を覚えよう。

でも、それ以外は意外と簡単です。

土台とマロンクリームを作って組み立てるだけですから。
※↑文にすると1行で終わる作業。
※↑実際やったら2時間はかかる。

でも、お味は本格モンブランですよ。

では、レッツ☆アルプス山脈。
※モンブランはアルプス山脈の最高峰です。標高4810m。
※いやそんな食べられへんてー。言うて。

甘栗を使った「モンブラン」のレシピ。

モンブランは、本来フランスでは土台がメレンゲでできているのが定番ですが

日本ではケーキ生地の土台が定番。

というワケで、ケーキを土台に作りました
※フランス菓子リスペクト魂どこ行ったん。

かつ、栗にはお得意の「甘栗」使ってます
※甘栗大使かよ。

デコレーションに使う甘栗は火を通さないので、硬くなる心配もナッスィン。
※「無い」の方が早いで。

ささ、気軽にお作りください。
※↑とぐろ地獄への招待状。

材料(6個分)

☆土台☆

  • 無塩バター・・・38g
  • ブラウンシュガー・・・35g
  • 卵・・・50g
  • 牛乳・・・35g
  • 薄力粉・・・80g
    ※今回は特宝笠を使用。
  • ベーキングパウダー・・・4g

☆モンブランクリーム☆

  • マロンペースト・・・200g
  • ラム酒・・・小さじ1
  • 生クリーム・・・150ml
  • 甘栗・・・12個

下準備

・薄力粉とベーキングパウダーは合わせて軽く混ぜておく

・バターと卵は常温に戻しておく

・マフィン型に薄くバターを塗るかオイルスプレーを吹き付けておく。
 ※できれば立ち上がりが垂直な方がおすすめよ。

・オーブンの余熱は180℃に設定しておく。

・自分から作ろう!と思ったのに、この時点でちょっとブルーになる。
 ※上手くできるか不安・・。

・いや違う!失敗は成功の母だった!と思い直す。
 ※情緒どうなってんねん。

使用型。↓

使用マロンペースト。↓

【手順】

土台のケーキを作る。
※今回はマフィン生地を1/3量で作って土台にしました。

室温に戻したバターにブラウンシュガーを加え、白っぽくなるまで混ぜる。

①に卵を2〜3回に分け加え、その都度よく乳化するまで混ぜる。

合わせておいた粉類を1/3量ふるいながら加え、ゴムベラで混ぜたら、粉っぽさがなくなる手前で牛乳の1/3量を加えて馴染むまで混ぜる。


それをあと2回繰り返し、粉気の無いツヤのある生地に仕上げる。

型に生地を等分して入れ、表面をならしたら、余熱しておいた180℃のオーブンで15分焼成する。

焼けらた型から外して冷ましておく。

※この膨らんだ “おへそ” が後に役立ちます。

生クリームをボウルに入れ、ボウルの底を氷水にあてながら泡立てる。
7分立てまで泡立てたら70g程度を取り分けて、残りの生クリームを8〜9分立てまで泡立てる。
8分立ての生クリームは丸口金をセットした絞り袋に詰めておく。
※取り分けた70gの生クリームはマロンクリーム用です。

※つまみ食い用ではありません。

冷ました土台の生地に、「ちょん。」ぐらいの生クリームを絞り、甘栗を1粒ずつ乗せる。
※こんなお菓子があってもいいと思う。
※↑この後のマロンデコレーションへの緊張による現実逃避。

甘栗を囲むように、生クリームを巻き絞る。

※「巻き絞る」って日本語斬新よね。
※ロックバンドの名前みたい。
※↑多分「マキシムザホルモン」の事やと思う。

絞った生クリームを山形に整える。
できたら冷蔵庫で冷やしておく。

※左の子は甘栗の形の関係で残念な形になっていますが、こうならないように右側を参考にしましょう。
※ちなみに裾野は広げ過ぎず、高さも出し過ぎないようにすると、マロンペーストが巻きやすいよ。
※モンブランは最高峰かもしれんけど、このモンブランは小山が理想。
※「天保山」ぐらいで大丈夫。
※↑大阪人のみ大爆笑。

マロンクリームを作る。
フードプロセッサーにマロンペースト、取り分けておいた生クリーム、ラム酒を入れ撹拌する。

マロンペーストには細かい栗の粒が入っているので、それが潰れて完全にクリーム状になるまでしっかり撹拌する。
※粒が残っているとモンブラン口金が詰まるよ。
※やった事あるやろ。しかもトラウマやろ。↑

モンブラン口金をセットした絞り袋にマロンクリームを詰めて、⑥の土台に巻いていく。
裾野の方から山頂に向かって円を描くように巻く。
山と口金は少し離して、マロンクリームが少し“垂れる”ような状態で巻くとやりやすいです。

※「やりやすい」とはいえこれが限界。
※ちなみに失敗したらパレットナイフとかでそぉ〜っとマロンクリームだけ外せるよ。
※ヅラ外す要領で綺麗に剥がせるからやってみて。
※↑いや被ってないからわからんし。

もうこれは練習しかないのですが、完璧を求めずとも

仕上げに甘栗と粉糖をかければそれなりにプロっぽく見えるので、最後良ければ全て良し

と、適度に自分を甘やかす事も覚えておきましょう。
※人生とモンブランは最終どうにかなる。
※↑どこで役立つ名言やねん。

ついでにケーキピックでダメ押ししたら、完成です
※ズルいぞ。ケーキピック。w

手軽な方の「本格モンブラン」が作れるレシピ。

とはいえ味は美味しいんですよ。このモンブラン。

マロンクリームの味が決め手なんですが、マロンペーストがまず美味しいから

味は安定して美味しいものができる。
※後はほぼ失敗のしようがない。
※味はね。

だからこのレシピは、「本格モンブラン」の中では手軽な方だと思います。
※上には上がいるからね。
※このブログのレシピが大体失敗なく作れるレベルの方には「屁」のちょい上、「尻」ぐらいです。
※→「屁」の上は果たして「尻」なのか問題。

後はとぐろの訓練だけですよ、奥さん。

もうこれは、たくさん数をこなすしかないですね。

私ももっと上手になりたいわー。
※失敗して剥がす方が上手になってる場合じゃない。

というワケで、この秋はモンブラン強化月間として、みなさん頑張りましょう。
※秋のモンブラン強化月間。か。

こうすると上手に巻けるよー!という情報があれば、コメントください。
※最後は人頼み。

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  1. モンブラン作りたいのですが、12cmの丸形で焼いた場合と6個分けの型と材料同じくらいでしょうか?型がなくホールとして作りたいと考えています!

    • ゆいさんこんにちは😊

      マフィン型をホールで!チャレンジですね❤️
      体積で計算してみたところ、マフィン型の方が容量が少し大きいので、材料に0.8(本当は0.83ですが・・)をかけて作ってみてください✨
      とはいえ私もやった事ないです(笑)
      やってみたらどうなるか?結果が知りたいので、成功したらぜひ教えてくださいね😊

      • アドバイスありがとうございます!やってみます!又、スポンジケーキにバターや牛乳の有無で変わる点はしっとりさでしょうか?たまにスポンジが黄色やオレンジが強いのは卵が多いのか気になっています。又、スポンジを食べている感じがなくクリームとスポンジが一体化するには厚さなのでしょうか?マロンペーストを混ぜるときは、生クリームとバター、牛乳で違う点は何でしょうか?

        • ゆいさんこんにちは^^
          この土台のケーキ部分は、スポンジ生地というよりシュガーバッター法で作るパウンドケーキ生地っぽい硬めの生地になります☆
          ふんわりふかふか生地にするなら、ジェノワーズで作る方が良いかと思います^^
          12cmのデコ型のスポンジ生地のレシピ等を参考に土台を作ってみてください☆
          ただし、普通にスポンジ生地を作ると高さが出てしまうので、量を減らして作るか、できた生地をスライスしてお好みの高さに調整する方がいいかもしれません。
          ぜひチャレンジしてみてください⭐︎

          牛乳と生クリームでは、脂肪分がかなり違ってくるので、なめらかさが違ってきます☆
          牛乳でもゆるめる事はできますが、混ざりにくいのと、仕上がりのクリーミーさがイマイチかも💦
          そして、冷蔵庫で冷やすと乾燥するので、牛乳でのばしたものは少しパサパサになって割れてしまう可能性もあります。
          でも結局「お好み」の部分もあるので(笑)、ぜひお好きな方でやってみてください^^

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