お菓子の価格設定ムズ過ぎ問題。
さて、将来お菓子屋さんをしたいと考えて、お店の内装や、どんなお菓子でもてなして、どんなラッピングにしようかな~♪等
そんな楽しい事ばかり考えて、夢は広がるばかりでしょう。
※その夢の広がり、縮めてもいいですか?
※今日はスパルタの日やで。w
しかし、実際販売するとなると、一番と言っていいほど難しい問題があります。
※気付いてるかとは思いますが。
それが、値段の付け方ムズ過ぎ問題。
リアルに考えた事ありますか?
買う側なら得意ですよね。
※超得意でーす!w
どこのお菓子屋さんがどのぐらいの値段かをくまなく調べ、より美味しくてより安いお店を探すのが人生最大の喜び。
なんて方もいるかもしれません。
ですが、売る側となると、とたんに消極的になりはしませんか?
※だってぇ~、高いとぉ~、みんなぁ~、買ってくれないじゃないですかぁ~。
※てなる。
※どこから来たキモキャラ。
そんな、ムズ過ぎる価格設定について、今日は一緒に勉強したいと思います。
お菓子屋さんの原価率っていくらぐらいなの?
色々調べたところ、ザックリ最低でも原価率は40%までに抑えないと利益は出ない
と書かれてありました。
※ザックリが過ぎるぞ。
※でもまぁまぁ調べたぞ。
例えば原価100円のお菓子を、原価率40%で売ろうと思ったら、販売価格が250円の計算。
※あー。まー。そんなもんかな。ぐらいの値段よね。
でも、もちろん原価100円の中にはお菓子の材料のみならず、包装代とかラベルとか鮮度保持剤も込み。
※鮮度保持剤についてはコチラを参照。↓
材料の高騰や資材が値上げされる可能性もある。
※てか絶対ある。
そう考えると、40%じゃ無理なんじゃね?というのが私の見解。
※材料が高騰する事もあるし、40%ギリギリでは不安定過ぎると思う。
やっていけたとして、利益という利益は上がらないと思います。
※家賃がかからないとか主に使う材料が安定して激安で仕入られる場合以外は。
だからと言って、値段を上げられない。
そう。この問題って実は「値段を高く(←適正に)設定できない問題」なんです。
値段を上げれば買ってもらえない。下げてはやっていけない。
その間で揺れる乙女。
※乙女は今ええわ。
私もめっちゃ悩みました。
ほどよく安く、お手頃価格にしてたくさんの方に買って欲しい!って。
でも、それを実現するためには、自分一人が寝ずに働くしかない。
※寝ずっちです。
もはやこの計画は、ここまで来て無理ゲーだったのか?と。
でも、諦めるワケにはいきません。
※そんな事したら氏にゲー。
というワケで悩みに悩んで、考え方を改めました。
※冷やし中華はじめました。
価格は適正に設定する。と。
そう。高く見えるその価格は、『適正』なのです。
※一般の商品が安過ぎるだけなんだぜ。
本当に美味しいと思えるお菓子を手作りして販売して利益を得る。
そのためにはこれぐらいの価格になる。
=適正価格。
確かに、いくら適正でもスーパーやコンビニに並んだお菓子に比べれば高く感じます。
長引くデフレの影響で、安くていい商品が簡単に、手軽に、どこででも買える時代。
そこに、ポ~ンと無名で高価格のお菓子を見せられたら、「高っか!誰が買うん!?」と思うでしょう。
※実際言われた。↑
※(おん。少なくともあんたには売ってないけどな。)と心で呟いた。w
でも、利益が上がらないなら、売る意味無いんです。
商売は、売ってなんぼ。売る事こそが正義なんです。
売って利益を上げて存続しないと始める意味無いんです。
安く提供して喜んでもらっても、それが続けられないと結局は誰の事も喜ばせる事はできないのです。
だから、高く感じてもその(適正な)価格で売らないと意味無いんです。
他店(大手)と比べてる場合じゃないんです。
安くてたくさん売られているお菓子なんて、大企業に任せておけばいいんです。
例え「高っ!」と言われても、私達は本当にいい物を探しているお客様に、本当に美味しいお菓子を届ける事に注力すればいいのです。
※「高っ!」って言うたやつは本当に美味しいお菓子を食べられないまま、自転車のサドルに鳥のフンでも落とされて人生を終えればいい。
※↑相当根に持ってはるで。w
粗悪な商品を安価で売るぐらいなら、最初は少なくても、本物を探しているお客様に見つけてもらって買っていただいて
この商品がこの世から消えたら困るな・・・と思われるような素晴らしいお菓子をたくさん作って
潰れないように応援してくれるお客様を増やして、少しずつ大きく育てればいいのです。
ゆえの『適正価格』っ!!!
・・・文章なのに息切れしてますが。
※40代にしては元気な方やとは思うけど。
確かに最初は苦しいです。
※高いって言われるわ買ってもらえんわのダブルパンチ。
※ポテトチップスコンソメパンチ。とはワケが違うで。
※めっちゃ美味しいけどな。↑
自分の心苦しさもあったし、不安しかなかった。
※あたいだって安くしたいんだよ!ってにしおかすみこみたいに叫んでた。
でも、本当にいい物を一生懸命作って、これだけ手間がかかってるのだからこれぐらいの価格にはそらなるわな
と自分でも思えるぐらい研究して練習して納得するまで作って、乗り越えました。
※平均練習時間6時間/365日。
そしたら、少しずつ自信がつきました。
この自信は、高くても買ってくださったお客様への、最低限のマナーです。
高いな・・・と感じるうちは、まだまだ自分の商品に自信が無い証拠。
※スパルタゴリラ。
そんな商品は売れなくて当たり前です。
※スパルタスイーツゴリラ。
そこまで追い込んだら、高くても自信を持って販売できるようになります。
全然原価率の話から逸れてゴメンやけど。w
でも、努力と自信があれば、原価率なんて簡単に設定できるのです。
それを知ってほしくて2022冬。
お菓子の価格設定方法 まとめ。
結局、販売価格は必ず“利益”が出るように設定する事。
※原価以外にかかる費用も加味して考える。
※↑そこは人それぞれ違うので。
そして利益を上げて存続してお客様に喜んでもらう事。
そのためには、価格に見合った“本当にいい商品”を氏ぬ気で作る事。
※でもホンマに氏んだらアカンよ。
※気持ちの問題。な。
それが、本当の意味での適正価格の設定方法です。
※設定した後さらに氏ぬ気で売らなアカンねんけどな。
これから販売に向けて設定しようと思っている方に
どうか少しでも参考になれば幸いです。
※逆に諦めるための参考になりそうな記事ですけどね。
※具体的な価格設定方法からはだいぶと逸れましたしね。
※ゴメンて。w
※書いてるうちに気合入ってしもたんよ。w