ほんのちょっとでいいねん。な時のホイップクリームの作り方。

製菓材料研究室
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ホイップクリームを少量作る時の裏技。

ちょっとでいいねん。ほんのちょっと飾りたいだけやねん。

わざわざ泡立てる程の量でもないねん。大さじ1杯分添えたいだけやねん。

という時のホイップクリームに困りませんか?
※泡立てる?それとも諦める?
※諦めたかに見せかけて泡立てる?
※泡立てるに見せかけて腹立てる?

今回は、その『ほんのちょっとホイップ』=『ちょいップ』の作り方を伝授します。
※スベったかに思えるけど追々来るから。
※ジワり系やから。コレ。

意外と知られていない裏技だと思うので、今日はその“裏”を“表”に変える勢いでお伝えします。
※表になったら裏技じゃなくなるよ。

ちなみにめっちゃ簡単です。

市販のホイップにアレを混ぜるだけ。

まず、少量のホイップは、ズバリ買いましょう。
※買ったで。
※話し終わったで。

スーパーの生クリーム売り場に置いてある、すでにホイップされているアレです。

自分一人で楽しむ分には、コレで充分です。
※プーちゃん可愛いし。
※↑普通「さん」付けやろ。

でもね。このすでにホイップされたホイップ、ちょっと・・その・・・

もそもそ」っと・・・してないですか?
※↑「もそもそ」をもじもじ言う人。

袋の中にホイップと一緒に空気も入ってるから、絞ると

ボスっ。・・・・ボスっ。

てなるし。
※世界で一番小さな爆発説。

例えば2.5巻き絞るとこんな感じ。↓

※もそ&ボス。
※この少量で1回爆発してる。
※そして巻き終わりの先端がぶつ切りになる。

クリームのクリーミーさがイマイチな感じ。
※プーちゃん、ゴメン。

袋から直に吸うなら問題ないんですけどね。
※↑友人にいるんです。こういう人。w
※吸い餅かよ。

でも、例え飾りであっても、こんな細かい所も完璧でいたいじゃないですか。私達お菓子研究家としては。
※勝手に巻き込んだるなよ。みんなを。

でもだからって、イチから生クリーム泡立てて、こんな少量をホイップするなんて

そこまではできません。
※↑ほんの3行前まで「完璧」を語っていた人物と同一です。
※ちなみに私が泡立てられる最少の生クリーム量は50mlぐらいが限界です。
※それより少ないと「しゃらくせぇ!」てなる。

というワケで、この“もそもそ感”を簡単にクリーミーにする方法

それが

コレにコレを混ぜるだけ
※どれにどれ。

しぼるだけホイップに、少量の生クリームです。

しぼるだけホイップって、結局のところ泡立てが硬いんです。
※他のメーカーのも大体そう。
※世の中って大体そう。
※大体操。

なので、少量の生クリームで緩めてあげるのです。

2.5巻き程度のしぼるだけホイップを、ティースプーン1/2杯ぐらいの生クリームで緩めると

こんなに滑らかに。
※「緩める」とかイキって言うてるけど普通に混ぜるだけでいいからね。
※馴染むまで混ぜるだけ。
※ちなみに混ぜてからまた新しい絞り袋に詰めて巻きました。
※2.5巻きだけのために。
※そっちの方が「しゃらくせぇ」くないか。
※でも爆発は免れるよ。

シフォンケーキに添えるような、もっと緩いホイップにする場合は

ただ混ぜる生クリームの量を増やすだけ。

※思いがけず星のカービィみたいになった時。

混ぜれば混ぜるだけ緩める事ができて、あのもそもそ感がなくなります。

いやいやいや。待ってよkiankoっち。
※誰がたまごっちの再来やねん。
※たまごっちより認知度低い。↑

生クリームあったらそっち泡立ててるわさ。

と思うでしょ?

でも、今回は“少量”バージョン。

少量で泡立てにくい時に使う技ですねん。
※私、人間ですねん。のやつ。

それにしたって、しぼるだけホイップと同時に生クリームが冷蔵庫に揃ってる事なんて

4年に1回しかないわー。
※オリンピックイヤー。か。

という方に朗報です。

生クリームじゃなくても、コーヒーフレッシュや牛乳でも代用できマスカラ。

一気に親近感が湧いたでしょう?
※あの「一般家庭の冷蔵庫在庫率90%以上」と言われる牛乳が使えるのですから。
※もはや冷蔵庫の一部ですよ。牛乳なんて。

ただし、コーヒーフレッシュは植物性。そして牛乳は乳脂肪分が生クリームに比べかなり低いので

多少味や口当たりは変わります。

でも、ティースプーン1杯ぐらいでは誰も気づきません。
※そこまでこだわるなら最初から生クリーム泡立てよ。

実際味見してみましたが、どれもしぼるだけホイップの味でした。
※しぼるだけホイップの味最強伝説。
※独特の味わいやけど個人的にはアレはアレで美味しいと思う。

シフォンケーキの添えクリーム、シフォンサンドの挟みクリーム、プリンの上クリーム
※要は飾りクリーム。

そんな時、この『しぼるだけホイップに混ぜるだけホイップ』=『ちょいップ』
※定義変わってるで。

が、きっと役に立つでしょう。
※ちなみに『ちょいップ』で今年の流行語大賞狙ってます。

その時が来たら、ぜひやってみてください。

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  1. こんばんは。
    ちょいっぷ、使いたいと思います。
    ちょいっぷするときって、何で混ぜたら良いでしょうか?やはり泡立て器でしょうか?
    スプーンじゃあ混ざらないですよね、、、?

    • みけねこさん、おはこんばんちは☆
      「みけねこ」と言いながら、アイコンがゾウなところと、質問内容が好きです。

      そして「ちょいップ」ってええネーミングやな〜と思ったら、言い出したの自分でしたね。
      ※おっちょこ。

      さて、これを何で混ぜるか?そもそも私は何で混ぜていたのかなー?と考えたところ、小さいホイッパーで混ぜていました。
      そのあと容器に一滴残らず使いたいケチ心で、シリコン製のスプーンおよび小型のゴムベラでへつり取っていました。
      ※その執念たるや。

      小さいホイッパーをお持ちでない場合は、小型のゴムベラだけでも、最初は混ざりにくいかもですが混ぜることは可能です。
      ちょっとでいいのに容器に持って行かれて結果足りなくなる事故を防ぐことができますので。
      ぜひやってみてください^^

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