【検証】ライ麦粉と全粒粉を使ったケーキの違い。

製菓材料研究室
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ライ麦粉と全粒粉を使ったパウンドケーキを焼いてみた。

全粒粉とライ麦粉についてはこの記事↓でわかったけど

ライ麦粉と全粒粉、結局お菓子にしたらどう違いますのん?どんな味しますのん?ちゃんと膨らみますのん?

というところですよね。
※読者層の浪花感強め予想なんなん。

そこで、実際ミニパウンドケーキを作って比べてみました。
※今夜、その真相が明らかに。
※明日からあなたの全粒粉人生とライ麦粉人生が変わります。
※そんな人生は、イヤだ。↑

膨らみ具合、香り、味、生地のキメ細かさ、しっとり具合等

作って比べてじゃんけんポン☆でわかった事がたくさんあったので
※↑それは叩いて被って。のやつ。

ここで共有したいと思います。
※強制共有。

ライ麦粉と全粒粉をそれぞれ使ったパウンドケーキを焼いてわかった事。

まずは膨らみ具合から。

左が全粒粉、右がライ麦粉ケーキ。
※通常のパウンドケーキの薄力粉の内、30%をライ麦粉と全粒粉にそれぞれ置き替えて作っています。
※その他材料、焼成時間等は同じ。

若干ですが、全粒粉の勝ち。
※ケーキ膨らみ具合選手権。か。

ですが、やはり通常の薄力粉のみで作ったケーキに比べたら、どちらも膨らみはひかえめです。
※そしてどちらも若干の“どっしり感”アリ。

そして画像では少し分かりづらいですが、色も全粒粉は薄い茶色、ライ麦粉はグレーがかった茶色でした。
※でもライ麦粉単体で見ればどって事ない茶色。

では、カットしてみましょう。

同じく左が全粒粉、右がライ麦粉。

キメの細かさも全粒粉の方が細かく、みっちりしています。

が、これはライ麦粉が「中挽き」のため、細挽きだともう少しキメ細かいのかもしれません。
※ここに来て「かもしれません。」のポンコツ感。

見た目がキメ細かい方がしっとりしているように見えますが

実は、ライ麦粉の方がしっとりしています。
※ライ麦粉の逆襲劇。
※それよりいつの間に食べてたんや。

確かに、食べた後に残る中挽きのザラザラ感はあります。
※なら細挽き使えば良かったんじゃないのか。というご意見、ご要望は現在受け付けを見合わせております。

でも、生地自体のしっとり感はライ麦粉の方が勝っています。

人間も粉も、見た目じゃないんですね。
※人と粉一緒にすな。

それから匂いと味について。

ライ麦粉ケーキの香りはズバリ、パンみたい。
※ならパン食っとけよ。

と思ったけど、ライ麦パンを食べた事があるからそう思うだけで

それがそもそもライ麦粉の香りなんですね。
※でしょうね。

対して全粒粉は、「製粉する前の小麦粉」なだけあって、しっかりした小麦粉の香りがしました。
※でしょうね。Ⅱ。

香りに関しては、そもそもライ麦と小麦の違いがあるので、比べるところではないかな

と思います。
※なら比べてやるなよ。

そして甘味。
※祐希。じゃない方の。

このケーキ、粉類を混ぜる直前までは2つ一気に作っています。
※バターと砂糖と卵を入れるところまではひとつのボウルで一緒に作ってる。
※洗い物を減らすために。w

が、なぜかライ麦粉ケーキの方が、甘味が強く感じました。
※あ、やべ。ライ麦粉の方の砂糖の量間違えたかも・・・。
※・・・ちゃうちゃうちゃう。粉入れる前までは同じ生地やったやん。
※てなった。

ライ麦粉の素材の甘味でしょうか?
※あるいは祐希の天海?

ちょっと理由はわかりませんが、ライ麦粉のケーキは甘味が出やすい。と覚えておきましょう。
※その前に理由調べろよ。

以上、検証して比べてみた。的に書きましたが、どちらがいいとか悪いとか

そんな話ではありません。
※散々比べておいてその言い草・・。

それぞれに良さがあって、それぞれの特性を知って、そしてそれを活かして

お菓子に使いまSHOW。という事です。
※それはケンミンSHOW。のやつ。

全粒粉とライ麦粉はどんなお菓子に合う?

それぞれのケーキを作って味見してみて、私が独断と偏見で選ぶ

ライ麦粉に合いそうなお菓子

全粒粉に合いそうなお菓子

をそれぞれ考えてみました。
※合わせたら美味しそうな材料予想2022。

ライ麦粉に合いそうなのは、コーヒー味。

全粒粉の香ばしさが、コーヒーのほろ苦い香りとマッチしそう。

そして、全粒粉に合いそうなのは、くるみ。

全粒粉の小麦強めの香りに、くるみの柔らかい香ばしさがマッチしそう。
※さっきからただの“妄想”やからね。これ。
※作った事はないから。

洋酒入りの大人っぽいケーキには、どちらの粉も合いそう。
※それを言うなら逆に合わなさそうな材料も無いけどな。

合いそう予想が合っているか、また近日中に作って検証してみたいと思います。
※↑最後奇跡のトリプル「そう」で終わった時。
※ドヤ。

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