大きさ別。お菓子作りにおける砂糖の使い分け。

製菓材料研究室
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それぞれにあるお砂糖の役割。

砂糖の種類のみならず、砂糖の『粒子』にまで違いがある砂糖の世界。
※奥深過ぎるやろ。

お菓子のレシピでよく見る『グラニュー糖』、『細目グラニュー糖』、『粉糖』

これら、全て同じ白いお砂糖なのに、粒の大きさが違うのです。

砂糖の粒のデカさぐらいでお菓子の仕上がりが変わるのぉ~?マジぃ~?

と疑うなかれ。
※だいぶやんちゃなオーディエンスが現れましたが。
※私のギャルの一面です。
※↑絶対無いやろ。

それぞれに、それぞれがそれぞれである理由が、ちゃんとあります。
※「それぞれ」しか言うてない。

グラニュー糖にはグラニュー糖の役割

細目グラニュー糖には細目の役割
※それはただの目や。↑

粉糖には粉糖の役割

それぞれあって、みんないい。
※みんな違って。

じゃなくて、いいとか悪いとかの前にそれを使う理由がちゃんとあります。

もちろんそれぞれを代用しても作れます。・・が、代用した結果、結局やっぱりレシピ通りの砂糖にすれば良かった

と思う事の方が多いです。
※先人の知恵に背くな。
※先人:「ざまぁ。」
※↑先人そんな性格悪ないわ。

理想のお菓子を作るためには、粒子にもこだわらなくっちゃね。
※どのツラ下げて。↑

というワケで、グラニュー糖・細目グラニュー糖・粉糖、今日はその違いを。

グラニュー糖・細目グラニュー糖・粉糖の違いってなんですのん?

まずはグラニュー糖

お菓子作りでは一番メジャーなお砂糖。
※砂糖界のイチロー。
※↑世代感。
※ちなみに「メジャー」と「メジャーリーグ」かかってんねん。
※ひちめんどくさい。↑

とりあえずコレ使っときゃどうにかなる感がスゴいマルチなお砂糖。

精製糖の一種で、“ザラメ糖の中では一番結晶が細かいもの”とされる。

ところがどすこい。
※幕内感。

さらに細かいのが細目グラニュー糖
※またの名を微粒子グラニュー糖。
※メーカーによって呼び名が違うのね。

ついさっき「グラニュー糖はザラメ糖の中で一番結晶が細かい」と言ったばかりですが
※言ったじゃない!一番細かいって言ったじゃない!!
※うん。今説明するね。

そのグラニュー糖を細かくして使いやすく加工したもの。と思おう。
※思考の変換。か。

細かさはグラニュー糖の半分ぐらい?
※誰に聞いた。
※ちなみにkinakoの体感調べです。
※実際の大きさはわかりませんし、調べる気もありません。

非常に細かくサラサラしているので、ダマになりにくく、溶けやすいのが特徴。

私は主に、火を通さないお菓子に入れるお砂糖として使ったり
※レアチーズケーキとかバタークリームとか生クリームとか。

冷たい液体に入れるお砂糖として使ったり

お砂糖をまぶして仕上げるお菓子の仕上げに使ったりします。
※ドーナツとか揚げパンとかシナモントーストとか。
※結局パン。

製菓材料店他、先日大好きな成城石井にも売っている所を見かけたので

売ってる所には売ってるみたいです。
※↑それはどの砂糖もそうだろうよ。

でもまぁ最悪通常のグラニュー糖で代用できなくはないです。
※もともこも。

ミルミキサーでグラニュー糖を粉砕して細目にする。という手もありますしね。

対して粉糖。これは代用が難しい。

グラニュー糖を粉糖に代用するのはまだしも

粉糖をグラニュー糖で代用すると、食感も仕上がりも全くと言っていい程変わります。
※「全く」は言い過ぎた感。

例えば粉糖を主に使うクッキー。
※何回も言うけど野爆のくっきー。じゃない方のね。
※フリとかでもないよ。
※いうて結局くっきーやろ。とかでもないから。

大抵最初にポマード状のバターに粉糖を加えますが、そこでグラニュー糖を使うと

焼き上がりまでしっかりグラニュー糖が主張してきます。
※自己主張が強い帰国子女タイプ。

グラニュー糖のしっかりとした粒子がくっきりとクッキーに浮かび上がります。
※「くっきり」と「クッキー」のとこはたまたまやで。
※マジで。

そして、くっきり浮かび上がるだけあって甘さもくっきり。
※砂糖食ってる感がスゴい。

それはそれでそういうお菓子を作りたい時にはいいと思いますが
※アメリカンなクッキーとかはそっちの方が向いてる。

繊細な甘さでトゥルン♪とした表面にしたい時は、やっぱり粉糖が向いています。

とはいえ、粉糖もグラニュー糖の仲間、というか元はグラニュー糖です。
※グラニュー糖を粉末にしたのが粉糖。
※粉糖はグラニュー糖の子分。と覚えよう。
※どこで役に立つん。↑

仕上げたい理想の食感や形で使い分けましょう。
※出た。最終的には好みの問題説。

ちなみに、粉糖の中にも「粉糖」と「純粉糖」とがあり、純粉糖以外の粉糖には

操作性を考慮してコーンスターチ等が含まれているものがあります。
※コンスタ入りの粉糖は、パッケージの原料のところに「コーンスターチ」と書いてある。
※入ってて悪い物では決してないけどね。

たまーにですが、「純粉糖」指定のレシピがあるので、そこはひとつ

純粉糖で作ってやってください。
※「純粉糖」指定の場合は純粉糖じゃないと仕上がりが変わる恐れ大。

それから、全然ジャンルの違う話ですが、珪藻土スプーンは砂糖には使えません。
※じゃあ逆に何に使うん!?てならん?w
※だしの素とか塩ですってよ。

砂糖に入れると逆に固まるそうです。
※逆の逆でやってみようかな。
※よしなさいってば。

私は使っていませんが、時々しか使わないから固まりそうだし入れてますー

という方がいたら要注意です。
※私はほぼ毎日使う(触る)ので固まるヒマがない。

使った事ないのに知ってたマメ知識でした。
※友達からそれ聞いた時、「へぇー!そうなんやー!」ってビックリしたけどよくよく考えたら使ってへんやん。と思って。

以上、それぞれのお砂糖の粒子についてよく知って、上手に自分なりに使い分けましょう。

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