【検証】お菓子の材料に「コーンスターチ」を加えるとどうなるのか?

製菓材料研究室
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お菓子の材料に「コーンスターチ」を入れた時の効果が知り隊。

以前、コーンスターチの魅力について解説した記事を書きましたが↓

この記事にある「コーンスターチを薄力粉の一部置き変えとして加えれば、サクサク、ホロホロ食感のクッキーが楽しめます。」の一節について

ど〜んだけ〜!?

と思いませんでしたか?
※読者9割 IKKO説。

今回は、クッキーに使う粉を、薄力粉で作ったものとコーンスターチ入りで作ったものでど〜んだけ〜!?違うのか、検証してみました。
※↑気に入ってるんか。
※流行らんぞ。
※↑IKKOに謝れ。

これからクッキーにコーンスターチを入れようか入れまいか迷っている方の

参考になれば幸いです。
※そんな事で真剣に悩む人、好きやで。

検証。コーンスターチ入りクッキーと薄力粉のみのクッキーの違い。

私の記事によると、「混ぜる割合は、薄力粉の20%まで。」というワケで
※自分の記事で調べました。↑
※調べる前に覚えておこうよ。自分で書いたんだから。

通常のクッキーのレシピに、薄力粉の20%をコーンスターチに入れ換えたものとコーンスターチを入れていないもので焼き比べてみました。

それ以外の材料は全く同じ。焼成時間も同じです。
※というか一緒に焼いてます。

右側がコーンスターチ入り。左がコーンスターチ無し。
※このニコちゃん顔が後々ジワってきます。

見た目の違いはほぼありません。
※焼き色にも違いは出なかったよ。
※どちらもニッコリ。

撮影中も、どちらがどちらか自分で見失わないように必死。なぐらい違いが見つかりません。

では、割ってみましょう。

※ここに来て絶妙なピンボケ。

↑コーンスターチ入り。

↑コーンスターチ無し。

私がおいでやす小田ならこう言うでしょう。

「いやどこが違うねんっ!」とね。

そもそもが、厚み3mmで作った私がいけないのですけれど
※断面見るのには薄過ぎるやろ。

例え5mmで作ってみても、そう変わりはなかったかと思います。

駄菓子菓子!食べた時に、やっと違いが出ました。

コーンスターチ入り・軽い口当たり
・サクサク食感
・口溶けが良い
コーンスターチ無し・しっかりした重めの食感
・歯ごたえのある食感
・後味のバター感が強い

あぁ良かった。違いがあって。
※無かったら無かったでオモロいっちゃオモロいけど。

コーンスターチ自体はほぼ無味無臭なので、コーンスターチ無しクッキーのバター感が増したのは、おそらく薄力粉との相乗効果?かと思われます。
※自分で何言うてるんかほぼわからんけど。↑

結論。コーンスターチを入れると食感が違う。

とにかく結論。

クッキーにコーンスターチを入れるとサクサク食感になるのは本当。

ついでに口当たりや口溶けも良くなるよ。

でも、どちらがいいかは好みの問題。
※出た。お得意のやつ。↑

個人的には、食感重視のクッキーにはザクザク食感コーンスターチ入りを
※そらそうやろ。
※例えばチョコチップ入りとかに向いてると思う。

ほんのりねっとりと小麦粉の風味を味わいたい、重めのクッキーにはノーコーンスターチで。
※シンプルなサブレとかスノーボールとか。

入れる具材や好みの仕上がりによって使い分けるのがいいかと思います。味的にはどちらも同じくらい美味しいので。

現場からは、以上です。
※ちなみに私は重め命派なので、クッキーにコーンスターチを使う事はほぼありません。
※クッキーは重くてなんぼ。と思っているので。
※シンプルに意味が不明。↑


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