「塩とキャラメル」が美味しい焼き菓子シリーズ。
先日塩キャラメルのマフィンのレシピをご紹介しましたが、今回は、パウンドケーキです。
どうやったって美味しいのだから、パウンドケーキになったって美味しいです。
※作り方さえ間違えなければ。
ただし、マフィンとは違って、パウンドケーキではつぶジャムは使わず、キャラメルクリームを作って、それを練り込みます。
※つぶジャム使うと思った?
※なぁ思った?
※↑嫌われろ。
コントラストはイマイチですが、一応マーブル柄です。
※どれぐらいイマイチかは後ほどゆっくりご覧ください。
※見ながら笑えばいい。元気出るから。
キャラメルクリームから手作りなので、特別な材料はなしで、お菓子作り隊なら普段から常備してあるであろう材料だけで作れます。
※すんごい勝手な想像力。↑
では、レッツ☆ノーマーブル。
※敢えて言う必要性。↑
塩キャラメルパウンドケーキの作り方。
材料(18cmパウンド型 1台分)
下準備
・卵をバターは室温に戻しておく
※この工程がめんど過ぎて「常温庫」が欲しい昨今。
※でもよく考えたら常温にするのに「庫」である必要はない説。
・パウンドケーキ型に型紙を敷いておく
・薄力粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダーは合わせて軽く混ぜておく
・オーブンの予熱は170℃に設定しておく
手順
①キャラメルクリームを作る。
鍋にグラニュー糖と水を入れ、火にかける。
しばらく触らずじっと耐え忍び、キャラメルカラーになるまで待つ。
こんがり茶色くなって香ばしいキャラメルフレーバーが漂ったら、火を弱めてから蓋をして、ほんの少し隙間をあけて、そこから生クリームを一気に流し込む。
※生クリームはほぼ跳ねないけど心理的にこれやらんと怖い。
※ボワってなったらどうするん!?そんなん怖いやん!跳ねたりするのも怖いし!フタしとこ!もう怖いから!のやつ。
※↑落ち着け。
デカいグツグツがおさまって安全確認ができたら、ゴムベラで手早く混ぜて、よくなじませる。
全体的に茶色いムラのないキャラメルクリームになればOK。
続いて塩を加えたら、火を止めてよく混ぜる。
※手の血管がスゴい日。
※ってあるよね。
できたらボウルにあけて、常温程度まで冷ましておく。
②ボウルに室温に戻したバター、ブラウンシュガーを入れ、白っぽくなるまで撹拌する。
※ここからはしばらく耳タコ案件です。
③室温に戻した卵を3〜4回に分け加え、その都度よく乳化するまで混ぜる。
※言われなくてもわかってますよ案件。
④粉類をふるいながら加え、粉気がなくなるまでゴムベラでさっくり混ぜる。
※ゴムベラを縦に入れて底から上に掬い上げるように返す。
※を繰り返す人生。
※↑そんな人生はイヤだ。
最終的に粉気のないツヤのある、ねっとりした生地になればOK。
※ねっとりというかもっさりと言うか。
※↑どっちでもええで。
⑤生地の1/3程度を別のボウルに移し、冷ましておいたキャラメルクリームを加え、馴染むまで混ぜる。
※いつもの工程と思って気ぃ抜いてたやろ。
※ここからちょっとちゃうで。
※↑先言うて。
⑥残りのケーキ生地に⑤のキャラメル生地を加え、ザックシ3回程度混ぜる。
※混ぜ過ぎたらアカンよ。
※結果マーブル柄がハッキリ出ることはないけど、気持ちはマーブルでね。
※「気持ちがマーブル」って何。↑
⑦ボウルから大きく生地をすくって(マーブルが混ざり過ぎないように)、型紙を敷いたパウンド型に詰める。
表面を舟形に整えたら、最後に型を台にトントンストン!と叩いて、生地を隅々まで行き渡らせる。
※トントン途中で何か落ちませんでしたか?
最後にパラパラとフルール・ド・セルを散りばめ、予熱しておいた170℃のオーブンで40〜45分焼成する。
※フルール・ド・セルはアクセント程度なのでなくても可よ。
焼けたら型から取り出して、型紙のまま冷ます。
ちょっぴり温かい。程度まで冷めたら、ラップに包み直して一晩おいて出来上がり!
バターがなじんだ翌日以降が、しっとり&カットしやすくておすすめです。
キャラメル香る焼き菓子!それが「塩キャラメルパウンドケーキ」。
ひとくち食べた瞬間、お口に広がるキャラメールの芳醇な香り。
※たのめーる。みたいに言う。
味も美味しいけど、香りも美味しい。そして、しっとり感と塩のアクセントもクセになる。
※「しっとり」を超えてもう「じゅわ。」の世界。
塩もキャラメルも、多すぎるとくどくなりがちなので、しつこくならない絶妙な量を配合。
※趣味:配合。
事前報告の通り、マーブル模様はそこまでくっきりしませんでしたが、くっきりさせたい方はブラウンシュガーをグラニュー糖に変えて作れば、もう少しアレになります。
※どれ。
でも、キャラメルの香りとブラウンシュガーのコクが絶妙にいい感じなので、そこは泣く泣くブラウンシュガーでお願いします。
※誰に何を頼んだん。↑
見た目は地味ですが、パウンドケーキの美味しい部分を全部集めました。みたいなケーキなので、ぜひ作ってみてください。
塩キャラメルパウンドケーキ Q&A のコーナー。
塩キャラメルに関するご質問を集めてみました。(仮)
ぜひ作る前にチェックしてみてください。
(40代・女性)
Q:今日こそ塩キャラメルパウンドケーキを作ろうと、決心に燃えています!
塩キャラメルソースを上手に作るコツは何ですか?いつも焦げ具合の見極めが難しいので、コツを教えてください。
A:スゴい決心ですね!でも、そこまで決心しなくても作れますよヽ(´▽`)/
グラニュー糖と水だけで作るキャラメルの色の見極めは、透き通った茶色から、もうひと段階濃ゆい透けない茶色になったその瞬間です!
※その瞬間に生クリーム(通常のカラメルなら追加の水)を投入します。
キャラメルは、こんがりしてから焦げるまでが超絶早いので、そのときが来たら、一気に手早く作業を進めてください。とはいえ、カラメルの場合は水跳ねで火傷する可能性もあるので、くれぐれも気をつけて。
ちなみに、私の知り合いに、無謀にもカラメルを加熱中に味見した破天荒がいましたが、カラメルは平気でMAX200℃を超えてくるぐらい超絶熱いので、味見で見極めるのは絶対にやめてくださいね。
※実際そんなヤツおらんやろ。って思ってたけどいたらから。
(50代・女性)
Q:こう見えて、音楽家です。
塩キャラメルの塩の量は、お好みで調整しても大丈夫ですか?
このレシピの2gでどのぐらいの塩気になりますか?
A:見た目だけで、画家さんかと思ってました!人を見た目で判断してはいけませんね!しかも、50代には見えないです!
今回のレシピの塩の量は、ケーキというよりキャラメルに合わせた配合で、キャラメルと一緒にほんのり塩気を感じる程度です。むしろトッピングのフルール・ド・セルの方が、しっかりピリリと塩気が効いていると感じるほど。ただ、バランスを考えて、これ以上塩を追加するのはおすすめしません。
※入れ過ぎたらめっちゃ喉渇くよ。体にもよくないしね。
塩の量を減らす分にはお好みで^^ 1g程度に抑えるか、ひとつまみ程度でも全然美味しいですよ!
※無しだったら「塩キャラメル」にならないけどね。w
(20代・女性)
Q:隠れファンです!いつも陰ながら応援しています!
このレシピに、具材を加えるとしたら、どんな食材が合いますか?
A:あ、そんなにあからさまな陰から・・しかも泣きながら応援を・・
そんなに隠れずに、もっと前に出て応援してもらっても大丈夫ですよ!友達なくしたりしないので!
※多分。
このケーキに具材を加えるとしたら、ズバリ「くるみ」がおすすめです!くるみはクセはないけど香ばしさをプラスしてくれる、キャラメルの香りを邪魔しない非常に相性の良い具材です♪加えるときは、粗めに刻んだくるみを30g程度、粉類を加えるときに一緒に加えてみてください。
※くるみが生の場合は、事前にローストしてくださいね^^
以上、架空の質問をご紹介しましたが、その他疑問があれば、いつでもコメントください。
※このコーナーに出てくる方のように、特殊な方でなくてもOKです。
※そらそやろ。