【レシピ】究極のしっとり感。半熟チーズケーキ。

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失敗から生まれた。「半熟チーズケーキ」という奇跡。

「失敗は成功の母である。」という記事を以前書いたかと思います。
※記憶に自信ないんか。

その、“成功の母バージョン”のチーズケーキが、今生まれました。
※大体失敗9:成功1の割合で生まれます。
※母って稀なんです。

友人宅に差し入れるため作ったチーズケーキの生クリームを、間違えて倍量入れたところから

物語は始まります。
※そして話は終わります。
※つまり、通常のチーズケーキに生クリームを倍量入れるだけのレシピです。

生地を型に流してから、その量に違和感を感じ、レシピを見直したところ

生クリームの量間違えてしもた!
※固。

と思ったけど時すでに遅し。
※もう引き返せる段階じゃない。
※引き返せる段階の1.5倍ぐらい進んでた。

もう焼くしかない。友人には笑って食べてもらおう。

そう思って焼き切ったところ、友人から「私こっちの方が好きかも!」という神のお言葉かと思うようなコメントをくれたので
※友人マジ神。
※私、神様と友達なんです(照)。言うて。

微調整して、この半熟チーズケーキを完成させました。

生クリームが倍量なだけに、究極のしっとりチーズケーキです。
※ギリギリで形保ってます的な。

でも、味は濃厚

そして、市販のクリームチーズと生クリームのパックを使い切りで作れます。
※余らない幸せ。
※↑意外と重要。

では、レッツ☆成功の母。
※稀な成功の例。

究極の口溶け。「半熟チーズケーキ」のレシピ。

まずは、半熟でない王道のベイクドチーズケーキのレシピをおさらい。↓
※これももちろん美味しいよ。

このレシピの生クリームを倍量にして、その他材料を微調整して増やしたり増やさなかったりしています。
※増やさなかったやつの申告はいらんよ。

そして、サワークリームの代わりに、生乳ヨーグルトを使用しています。

ついでに、チーズ生地にボリュームがあるので、ビスケットの土台無しで作ってます。
※ビスケットが要らない幸せ。
※型に敷き詰める必要が無い幸せ。

材料(底取15cmデコ型 1台分)

  • クリームチーズ・・・200g
  • 水切りヨーグルト・・・50g
  • グラニュー糖・・・90g
  • バニラペースト・・・5g
  • バター20g
  • 卵・・・L寸2個
  • 生クリーム・・・200ml
    ※バカやってら。
  • 薄力粉・・・20g
  • レモン汁・・・15ml
  • ラムレーズン・・・40g
    ※なくても可。

下準備

・クリームチーズ、バター、生クリーム卵は室温に戻しておく。

・型に型紙を敷いておく。
 ※側面のシワが気になる場合は、くりかえし使えるオーブンシートがおすすめ。

・型紙を敷いた型を、アルミホイルで覆っておく。
 ※湯煎焼するのでね。

※型紙の高さが桁違いなのは気にしないで。
※個人的な趣味です。
※↑なワケない。

・ラムレーズンを手作りする場合は前日に仕込んでおく。
レーズンを熱湯に30秒程度くぐらせ糖衣を溶かし、しっかり湯を切って大さじ1杯程度のラム酒に漬けて、表面にピッタリラップをして一晩おく。

・水切りヨーグルトも前日から仕込んでおくと楽です。
深めのボウルにザルをセットして、キッチンペーパーを敷いてヨーグルトを200g程度乗せ、ラップをしてお皿と重石を乗せる。

※「キッチン“ペーパー”」のところでどうしても林家が出てくるクセをやめたい。

※200gのヨーグルトで水切りすると余りますが、足りないよりはいいと思って余りは食べて。

・オーブンの余熱は180℃に設定しておく。

・下準備の段階でやる事多過ぎて心折れそうになるけどそこは頑張れ。
 ※後は混ぜるだけだから。頑張れ。

【手順】

フードプロセッサーに、室温に戻して柔らかくしておいたクリームチーズと砂糖を入れ、撹拌する。
※FP使うなんて聞いてないぞ。と思った方は手動でもできます。

続いてバターと水切りヨーグルト、バニラペーストを加えて撹拌する。

続きまして〜、よくといた卵を3〜4回に分け加え、その都度よく馴染むまで撹拌する。

続いて生クリームを思い切って1パック入れて撹拌する。
※引き返すならこの手前だった。

よく混ざったらボウルにあけて薄力粉をふるいながら加え混ぜる。
※ボウルにあけた時点でクリームチーズのダマがある場合は、漉し器で漉してね。

最後にレモン汁を加えて混ぜる。

型紙を敷いた型にラムレーズンを均等に散らし、生地を流す。

生地をドバーっと流すとラムレーズンが偏るので、ゴムベラでワンクッション優しさを挟むと均等なラムレーズンのまま出来上がります。
※ラムレーズンの半分は優しさでできています。

深めのバット等に型を入れて、60℃程度のお湯を型の半分くらいの高さまで注ぐ。
予熱しておいた180℃のオーブンで50分〜55分焼成し、焼き色が綺麗についたら焼き上がり。

オーブンから出した直後は生地がふるふるしますが、その不安は冷めていくごとに消えていくので大丈夫よ。
※急に男前。

冷めたら冷蔵庫で一晩冷やし固め、型から外したら出来上がり。

※な。土台無しでも十分高さ出るやろ?
※↑どこから来た「な。」やねん。

究極のふわとろ食感チーズケーキ。

これは相当ヤバい。

食べた全員が絶賛する美味しさ。
※自分のお菓子を試食以外であんま食べへんけど、これはもっと食べたいと思った。

トロっとしてフワッとして、食べた瞬間溶けてなくなる不思議。
※あれ?私今食べた?のやつ。

でも味は濃厚でしっかりチーズ
※後味が食べた証拠を示してくれる。

通常のベイクドチーズケーキの「ねっとり感」も美味しいのですが

この半熟チーズケーキは、それよりちょっと軽めで口溶けがすごくいい

土台無しでも十分ボリューミーでクリーミーでドリーミーなチーズケーキです。
※夢見せられても。

今回ばかりは、失敗して本当に良かったと思えるレシピになりました。
※成功の母よありがとう。
※母の日に食パン贈ります。
※↑宛先がわかりません。

この半熟とろふわ食感を、ぜひお試しあれ。

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