みかんの大量消費にも。皮ごと使うみかんジャム。
気がつけば、スーパーの果物売り場が真っ黄色。
並んでいるのは、「みかん」「みかん」「みかん」。
※みかんの期間。言うて。
※↑は?
美味しいですよね。こたつみかんとか。
※私はこたつ持ってませんけどね。
※ストーブみかん派です。
みかんは肌荒れや風邪予防、便秘改善、高血圧や動脈硬化などにいいそうですよ。
とか悠長な事言うてる場合ちゃうねん。ウチは送られてくる大量の箱みかんの消費に困っとんねん。
という方に、朗報です。
「みかんジャム」という手がありますよ。
腐ってしまう前にジャムにして、食べたい時に食べる、心の余裕を持ちましょう。
※→余裕の無い人間にアドバイスされたくない。
そして、みかんはその他柑橘類と違い、皮が柔らかく苦味が少ないので
皮ごとジャムにできます。
皮の煮こぼしも不要。なんなら皮付けたまま煮ますから。
めっちゃ簡単なので、ぜひ行き場を失ったみかんで作ってください。
ちなみに、私はみかんを送ってくれる知り合いがいないので
普通に買ったものを使っています。
※箱みかん募集。
では、レッツ☆さが美人。
※今回はさが美人を使用。
※松雪泰子も佐賀〜。の佐賀よ。
皮ごとみかんジャムのレシピ。
材料(140ml瓶 6本分)
- みかん・・・小10玉程度(850g)
- グラニュー糖・・・みかんの60%分(480g)
※1日目・・・200g
※2日目・・・280g - レモン果汁・・・大さじ2
今回は、味も香りも濃厚なみかんを使ったので、シンプルに砂糖とレモン果汁だけで仕上げています。
※性格もいいさが美人。
もしスカスカの甘味の少ないみかんの場合は、砂糖を増やしたり、香り付けに柑橘系の洋酒を加えてもいいと思います。
※美人だけど性格が悪かった時。
【手順】
①みかんはよく洗って水気を拭き取り、ヘタ部分を切り取って半分にカットする。
お尻側にもヘタっぽい塊があるので、そこも切り取っておく。
※ヘタこいたー!じゃない方の。
②カット面を下にして、1〜2mm幅にスライスする。
※「スす」のとこ好き。↑
今回は小玉だったのでこのまま使いますが、大玉の場合はさらに横半分にカットしてください。
※じゃないとめっちゃ長げぇジャムになるから。
なんと!下処理はこれで終わり!
※その他柑橘類をジャムにした事がある人は愕然。
※ニッチ。↑
一旦ボウルに入れて量を計る。
今回は正味量約800gだったので、480gのグラニュー糖で対応。
※塩対応ならぬ砂糖対応。
※黙っとけ。↑
1日目200g、2日目280gで対応。
※「対応」にハマる時。↑
③大きめの鍋にみかんとグラニュー糖200gを入れ、火にかける。
最初は中弱火で絶えず混ぜながら、みかんから水分がたっぷり出るまで加熱する。
みかんがひたひたになったら火を弱めて、みかんの皮がふっくらしたら火を止める。
※台所が冬のスーパー銭湯の匂いになる時。
④粗熱が取れたらボウルに移し、表面にピッタリラップをして、冷めたら冷蔵庫で一晩おく。
※鼻の中と指先がずっとスーパー銭湯の匂いになる時。
※↑寝るまで何回か嗅いじゃう時。
⑤2日目。
みかんジャム(仮)を鍋に戻し、280gの半量のグラニュー糖とレモン果汁を入れ火にかける。
グラニュー糖が溶けたら残りのグラニュー糖を入れ、とろみがつくまで煮詰める。
2回目の投入。↓
とろみの目安は、「ぐつぐつ」が「むつむつ」になって、出てきた泡が透明になった時。
熱いうちはゆるめですが、冷めると硬くなるので、「ちょっとゆるいかな〜?どやろ?」ぐらいで丁度いいです。
※どんな目安。↑
どうしても不安な場合は、冷たい水にジャムをひとすくい落としてみてください。
ジャムが散らずに塊になって落ちればOKです。
※そんな不安がるなって。
※俺がついてるから。
※↑誰。
⑥消毒した瓶にパンッパンに詰めて、蓋をして逆さまにして冷ます。
※みかんの皮が長くて瓶の縁がドロドロになるので、清潔なスポンジで拭き取ってから蓋をしよう。
完全に冷めたら出来上がりです。
※ジャム瓶の消毒についてはコチラ←を参照。
簡単で美味しい。柑橘系の神ジャム。
さが美人って、皮まで甘いのね。
※パーフェクト極めてくるやん。
ロータスビスケットにホイップクリームとみかんジャムを添えるという
よくわからない組み合わせでも、美味しい。
※でもこのビジュアルが好き。
酸味と甘味、香りのバランスが最高の一品。
みかんジャムは、オレンジママレードに比べ苦味が少なく、ママレードが苦手な方や、味覚が敏感なお子さんでも美味しく食べられますよ。
何より、ジャム作りの中でもこれはめっちゃ簡単。
※ジャム作り初心者の方にもおすすめ。
※すだちジャムの記事とか読んでみてよ。
※長過ぎて2回に分けちゃってるもんね。
※↑それは余計な事ばっかり言うから長くなってるだけ説。
そして皮ごと使うから、余す事なくみかんが消費できます。
美味しくて長期保存可能な箱みかんの救世主。
箱ごと届いて震えたら、みかんジャムを、ぜひ。
※私は震えないので、箱ごとお待ちしています。