『きな粉』魔法の粉説。
きな粉、好きですか?
※ついでにkinakoも好きですか?
※「そうでもないです。」という方は出直してきてください。
※成長して帰っておいで。
何に使っても美味しいですよね。きな粉。
※王将のから揚げにかけるやつに次ぐ魔法の粉。
まぶしてよし、混ぜてよし、ふりかけてよし
※三方良し。か。
結局どうやったって美味しいんです。
※きな粉を使って失敗したお菓子なんて見た事ないもの。
※↑失敗したやつまず売らんからやろ。
それに乗っかる形で作りました。きな粉シフォンケーキ。
※間違いない材料で間違いないやつ作る。=間違いないやつできる。
大体が和菓子に使われがちなこの魔法の粉ですが、今回は洋菓子で表現しました。
※和菓子しばりの時点で「魔法」感薄れるとき。
きな粉に合う黒ごまもプラスしましたよ。
※間違いないやつに間違いないやつ足す。=間違いないやつできる。
最終的にはあんこホイップクリームも挟みました。
※間違いないやつに間違いないやつ挟む。=間違いないやつできる。
※さっきからその方程式なに。↑
和と洋の融合が素敵なバランスのとれたシフォンケーキです。
※和菓子の比重重めやけどな。
※バランスギリギリ取れてないけどな。
では、レッツ☆和洋折衷。
※「折衷」って何。
黒ごまきな粉シフォンケーキのレシピ。
まずは基本のシフォンケーキレシピから。
今までのアレンジシフォンケーキは、主に“液体”の部分でフレーバーを変えていましたが
『きな粉』っていうからには『粉』ですからね。
今回は薄力粉の一部をきな粉に置き替えてアレンジします。
材料(17cmシフォン型 1台分)
下準備
・卵が分別できたら、卵白は使うまで冷凍庫で冷やしておく
※プラスチックゴミみたいに言う。
・薄力粉ときな粉は合わせて軽く混ぜておく
・オーブンの予熱は170℃に設定しておく
・kinakoがきな粉のお菓子作るのってなぜかちょっぴり恥ずいから、もじもじしながら作ってます。
※キモ。
手順
①卵黄に素焚糖(A)を加え、少し白っぽくなるまですり混ぜる。
しっかり混ざって砂糖の塊がなくなったら太白ごま油を加え、しっかり乳化するまで混ぜる。
続きましてー。牛乳を加え混ぜ、サラサラの液状になるまでしっかり混ぜる。
※何回「しっかり」したら気ぃ済むん。
② ①に合わせておいた薄力粉ときな粉をふるいながら加え、粉気がなくなるまで混ぜる。
※そこは「しっかり」せえへんのかい。
粉気がなくなったら黒ごまを加え混ぜ、濡れ布巾をかけてそっと見守る。
※見守ってるヒマはない。
※メレンゲ作らなアカン。
※この時点で生地がめっちゃ茶色くなってめっちゃいいきな粉の香りがして「もう食べたろか。」ってなる。
※今ならいける気がする。
※↑やめとけ。
③冷やしておいた卵白に3回に分けて素焚糖を加え撹拌し、ツヤのある角の立ったキメ細かいメレンゲを作る。
角は立つけど、その先端が少しお辞儀するぐらいがチョッキ。
※チョッキ=ベスト。
④ ➁の卵黄生地にメレンゲをひとすくいして加え、メレンゲが見えなくなるまでしっかり混ぜる。
※久しぶりの「しっかり」。
メレンゲの塊が見えなくなったら、残りのメレンゲに卵黄生地を流し、ゴムベラでボウルの底から上へ返すように混ぜる。
⑤メレンゲの塊がなくなったら型に流し、お箸でぐるぐるする。
型を台に「どす。」と打ち付け空気を抜いたら、予熱しておいた170℃のオーブンで30分焼成する。
※京都感。
※混ぜながらグルコサミンソングを歌うとしっとりしたシフォンケーキになります。
※ニワトリにクラッシック聴かせて育てる的な。
※ちょっと舞の海っぽいシフォンケーキになります。
※↑私の中のグルコサミンCMここで時が止まってる件。
⑥焼きあがったらすぐ型を台に「どすえ。」と落とし熱気を抜き、逆さまにして完全に冷ます。
※京都感アップ。
※今日のさかさ台はガラスのコップです。
※さかさ台のバリエーション増やしてます。
※↑何のために。
⑦冷めたらラップをして冷蔵庫で冷やし、型から外したら・・・
※そんな「物語感」要らんねん。↑
今回は慎重に剥がしたので上出来。
※毎回慎重にやれよ。
焼いてる間からめっちゃいいきな粉の香りがする間違いないやつができました。
黒ごまきな粉シフォンケーキとあんこホイップ。
素焚糖効果で、カットする瞬間マジで「シュワ。」って音がするぐらいしっとり。
※ハンバーグで言うところの「肉汁」。
※↑多分全然違う。
そのまま食べても美味しいですよ。きな粉の香りだけで茶碗一杯ぐらい軽くいけます。
※シフォンケーキを茶碗一杯換算はムズい。
ですが、もうひと声。和をプラス。
あんこホイップクリームを作って挟みます。
7分立てにしたホイップに、あんこを混ぜて8分立てにしたら完成。
※1行でできるレシピ。
※あんこはお好みで増やしても大丈夫です。
今回は生クリームじゃなくてホイップを使いましたが、こってりしたあんこにはホイップが相性抜群でした。
※詳細は「生クリームとホイップの違い」記事を読んでね。
仕上げに追いごま乗せてね。めっちゃ美味しかったです。
※間違いない材料で間違いないのん作ったら間違いないやつできた。
※そらそうなるやろ。↑
きな粉の量はそこまで多くないのですが、この量でも香りは充分出ます。
※焼いてる途中、きな粉の香りが充満して工房がきな粉工場になりました。
※きな粉工場行った事ないけどな。
そしてこの『黒ごま』が、めっちゃいい仕事するんです。
※食感と香りのダブルハッピー。
※何そのダサワード。↑
黒ごま好きなら量増やしても全然いいと思います。
※でもブツブツ苦手な人にはゴメン。
華やかで、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで一緒に楽しめるケーキです。
ぜひに。
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