私的 “三大お茶フレーバー” のひとつ。それが「ほうじ茶」。
「抹茶」「紅茶」ときたら、次は「加藤茶」でしょう。
※それは茶でいてお茶ではない日本を代表するコメディアンです。
その次に、ほうじ茶。
私個人的にほうじ茶の香ばしさが好きで、色んなお菓子に使っていますが
シフォンケーキ × ほうじ茶も、これまた美味しい。
ほうじ茶の香ばしさとシフォン生地のシュワふわ感。
トッピングのあんこでダメ押し。
※食べんでもわかる美味しいやつやん。
※カロリー無視した「美味しさ」だけに特化したやつやん。
お茶シリーズが好きな方に特におすすめです。
※それと和菓子派の方にも。
※お菓子のレシピは「kinako派」の方にも。
※増えるといいなぁ〜♡↑
香ばし、ほうじ茶のシフォンケーキのレシピ。
まずは、耳タコの基本のシフォンケーキレシピから。↓
※端折らないでね。
※何度も見てるよ。って方はもう1回試しに見て。
※だからって新たな発見は無いけれど。
※何の時間。↑
基本のレシピの「ブラウンシュガー」は「素焚糖」にアップデートしています。
※逆に基本レシピ見ない方が良かったんじゃないか説。
そこに、ほうじ茶パウダーとほうじ茶葉を加え、牛乳にほうじ茶を煮出してほうじ茶ラテにしたものも加えています。
※基本の原型をほぼ留めていない説。
「ほうじ茶好きだからって、ちょっと濃ゆ過ぎません?」
と思うなかれ。
ほうじ茶の香りは、このぐらい圧迫感を持たせないと、仕上がった時しっかり香りとして出ませんよ。
※記事書いてる人間の圧迫感の方がよっぽど気になる時。↑
材料(17cmシフォン型 1台分)
- 卵黄・・・L3個
- 素焚糖(A)・・・20g
- 太白ごま油・・・25g
- ほうじ茶葉・・・4g
※ティーバッグ2個分 - 牛乳・・・70ml程度
- ほうじ茶ティーバッグ・・・1個
- 薄力粉(特宝笠がおすすめ)・・・70g
- ほうじ茶パウダー・・・1g
- 卵白・・・L3個
- 素焚糖・・・50g
ほうじ茶葉は市販のほうじ茶ティーバッグでも充分です。
※香りも充分だし、茶葉が細かいので使いやすい。
「いや、私は茶葉までこだわりたいんですっ!」と言う、こじらせ気味の方は
特選か何かのガチほうじ茶葉を使用してください。
※君に幸あれ。
※ちなみにガチ茶葉は大きいので、ミルミキサー等で細かく粉砕してくださいね。
※だから言わんこっちゃない。感。↑
下準備
・計量が終わったら卵白をボウルごと冷凍庫に入れ、使う直前まで冷やしておく
・オーブンの予熱は170℃に設定する
・薄力粉とほうじ茶パウダーは合わせて軽く混ぜておく
・牛乳70mlはレンジで温めてからほうじ茶ティーバッグを入れてしばらく煮出し、ほうじ茶ラテを作っておく
・ほうじ茶ラテができたら40mlに計量して冷ましておく
※牛乳70mlとティーバッグで約40mlのほうじ茶ラテができるはず。
※もし足りなかったら普通に牛乳足して。
※ドンマイ。
手順
①ボウルに卵黄と砂糖を入れ、少し白っぽくなるまですり混ぜる。
② さらに太白ごま油とほうじ茶葉を加え、茶葉の香りを卵液に移すような気持ちで混ぜる。
※まさかの気持ちの問題。
③油と卵がしっかり乳化したら、ほうじ茶ラテを40ml加え混ぜる。
※残ったら普通に飲む。
④合わせておいた薄力粉とほうじ茶パウダーをふるいながら加え、粉気がなくなるまで混ぜる。
ダマが消えてなめらかなクリーム状になったら、子守唄を歌いながら濡れ布巾をかけて、使うまでそっ。としておく。
※おすすめの子守唄は「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』です。
※↑ギャグじゃなくてマジでこの曲で赤ちゃんがすぐ寝るらしい。
※反町圧。
※茶葉の存在感がスゴい。
⑤冷やしておいた卵白に、3回に分け砂糖を加え、ツヤのある角の立ったメレンゲを作る。
砂糖投入1回目のタイミング。↓
2回目のタイミング。↓
3回目のタイミング。↓
最終的に、混ぜる時の抵抗感とツヤ、角は先っちょが少しだけお辞儀するぐらいを目指そう。
※これであなたもメレンゲ名人。
⑥寝た子を起こし、④の卵黄生地にメレンゲをホイッパーでひとすくいして、メレンゲが馴染んで消えるまで混ぜる。
※ここでしっかり混ぜておくと後のメレンゲが混ざりやすく、混ぜる回数が減ってメレンゲが潰れにくくなる大切な工程です。しっかり混ぜておきましょう。
※たまにまともな事言うとちょっと警戒してしまう説。↑
⑦残りのメレンゲのボウルに⑥の生地を流し、ゴムベラでさっくり混ぜる。
メレンゲが見えなくなったらすぐ型に流す。
※未だ衰え知らずの茶葉の存在感。
⑧型に流したら、お箸1本でぐるぐるする。
ぐるぐるしたら、台に打ち付けてドン!てする。
※ぐるぐるドン!ゲーム。
余熱しておいた170℃のオーブンで、30分焼成する。
⑨焼き上がったら、再び「ドン!」して熱気を抜いて、すぐに逆さにして覚ます。
※何が目覚めたんや。
※もとい、冷ます。
※アメリカンテイストの照明。か。
完全に冷めたらラップをして冷蔵庫で一晩冷やし、翌日型から外して出来上がり。
※うまい事剥がせた時。
※このために生きていると言っても過言ではない。
※↑何のために生きてんねん。
そんじょそこらに売ってないほうじ茶パウダーほか、製菓材料はまとめてcotta ←がお得で便利です。
トッピングはホイップとあんこで。
※焼いてもまだなお衰え知らずの茶葉感。
シュワふわ食感に、ほどよいほうじ茶フレーバー。
※だから入れ過ぎじゃないって言ったじゃん。
※↑誰にも言われてないけど自分でちょっと思ってた。
※けど加熱したらこのぐらいの量で丁度いいはずと思って賭けてた。
※したらやっぱり丁度良かった時。
※シフォンケーキギャンブラー。kinako。
これは、アレでしょう。
※どれ。
あんことホイップが、ピッタリなはず。
※リクエストに事前にお応えして、どアップにしてみました。
※↑事後でも来ないと思われるリクエスト。
もうね。あんことほうじ茶って、なんでこんなに合うんでしょう。
※まるで高級な和菓子。
※↑「高級」って付ける事で小さくマウントを取る様。
※でもちょっとだけ恥ずかしい。
ほうじ茶の香ばしさと、小豆の香りが相性抜群なんです。
※そしてそのふたつをまとめてクリーミーにしてくれる生クリーム。
※生まれ変わったら生クリームになりたい。
そして、工程途中から前面に出まくっている茶葉ですが、これだけ存在感があっても
口当たりは良好。
※茶葉は邪魔になりません。
※↑ダジャレみたいになった時。
噛んでも触る事なく、見栄えと香りだけが楽しめます。
紅茶と抹茶が成功したら、ぜひ次はほうじ茶にチャレンジしてみてください。