私史上最も簡単なフランス菓子。それが「クラフティ」。
「クラフティ」をご存知ですか?
※知らなくても氏にません。
クラフティとは、フランスのリムーザン地方の伝統菓子で
耐熱皿に卵・牛乳・佐藤・小麦粉を混ぜたクループ風生地に、種ありのブラックチェリーを並べて焼いたお菓子のこと。
※材料にB作おったで。
※もとい、砂糖。
基本的に焼いた温かい状態で食べます。
※食べ方は好きにさせてくれ。
生地の作り方はほぼクレープ。
※なのでクレープカテゴリに入れました。
けど、クレープみたいに薄く焼かないので、「どんなお菓子?」と聞かれたら
「んー。プリン?みたいな、ケーキ?みたいな、プリンとケーキの間?みたいな?」
と曖昧に答えるしかありません。
※→語彙力。
が、そんな事はどっちでも良くて
※ええんかい。
個人的には超簡単なのに、超美味しい!フランス菓子には珍しい手軽なお菓子なんです。
※繊細さと手間がウリのフランス菓子の中で。よ。
※それなのにこの知名度の低さよ。
クレープなら作った事あるよー!って方は、ぜひ一度作ってみてください。
※やっぱりクレープの方が好っきゃわ。てなったらそれはゴメン。
では、レッツ☆アイデンティティ。
※クラフティ。みたいに言う。↑
簡単美味しい「クラフティ」のレシピ。
今回は長方形のタッパー型耐熱容器を使いましたが、スキレットでスキっと作ってもおしゃれです。
※ダジャレのセンス無い人が言う「おしゃれ」ほど信用ないもんない説。
ブラックチェリーはシーズン外だったので、今回はサワーチェリー(種無し)を使いました。
※最近流行ってるねん。サワーチェリー。
※↑大量入り買ってしまって消費に追われてるだけやろ。どうせ。
その他冷凍のミックスベリーも混ぜてます。
※特に決まりはないねん。
※美味しかったらなんでもええねん。
※フランスの伝統無視。↑
材料(17×13×H6cmの耐熱容器 1台分)
- 卵・・・L寸1個
- グラニュー糖・・・35g
- 薄力粉・・・15g
- 生クリーム・・・50ml
- 牛乳・・・50ml
- カルヴァドス・・・大さじ1
※なくても可。
※↑じゃあ何で入れるん?
※てなるよね。
※香り付けです。 - バニラオイル・・・適量
- サワーチェリーとミックスベリー・・・50g〜お好みで
下準備
・生クリーム、牛乳、卵は室温に戻しておく。
・牛乳と生クリームは混ぜておく。
・オーブンの余熱は170℃に設定しておく。
・「佐藤B作」のとこスベったな。って自覚はあるけど心臓強いから大丈夫。
※明日には忘れてる。
【手順】
①ボウルにといた卵を入れて、グラニュー糖を加え混ぜる。
②薄力粉をふるいながら加え、粉気がなくなるまで混ぜる。
※ホイッパーは入れたまま粉入れちゃうタイプです。
③合わせておいた牛乳と生クリームを2〜3回に分けて加え混ぜる。
④最後にカルヴァドスとバニラオイルを加え混ぜる。
⑤できた生地を濾しながら容器に流す。
⑥フルーツを並べたら、余熱しておいた170℃のオーブンで33〜35分焼成する。
※焼成中膨らんで「だ、大丈夫!?」てなるけど大丈夫。しぼむから。
焼き上がったら粗熱を取って、粉糖をかけて出来上がり。
混ぜて焼くだけ。自由なフランス菓子「クラフティ」。
マジで超簡単でしょ。
※クラフティ・ドヤ。
ワンボウルで下ごしらえも無く、混ぜて焼くだけ。
なんなら口当たりとか気にしない人は、濾さなくたっていい。
焼けたら大きなスプーンですくって取り分けて、好きなだけ食べればいい。
※なんなら取り分けなくたっていい。
※私はコレ1台分ぐらい余裕で一人でペロっといけます。
チェリーやベリーやチャーリーじゃなくても、りんごとか洋梨をソテーしたものだっていい。
※それは浜のやつ。↑
外はケーキみたいにふんわり。中はプリンみたいに卵の味がするフルフル食感。
焼き立てでも冷やしても美味しいんです。
※冷やすとプリン寄りになるよ。
今回はちょっとリッチに生クリームを入れましたが、生クリーム無しで100ml全量牛乳でも作れます。
※ちょっとあっさりめに仕上がるよ。↑
生地の材料も、大体のご家庭にある物ばかり。
※↑他人様の冷蔵庫事情どこまで把握してんねん。
簡単で専用型不要、スーパーで買える材料だけで作れるフランス菓子。
こんなお菓子、みた事ない。
※事はない。
※今見たし。
クラフティを知らなかった方も、一度作って食べてみてください。
手軽にフランスのリムーザン地方に行った気分になれますよ。
※行ってみたいとかの前にどこよそれ。