クレープシュゼットとは?
「意外と簡単ですよ♪」とか言われても、そもそも『クレープシュゼット』って何やねん。って話ですよね。
『クレープシュゼット』とは、クレープにオレンジ果汁とカラメルソースをかける、あるいはオレンジ果汁とリキュールでクレープ生地を煮るフランス菓子の事。
本来の作り方としては、最後にリキュールを加えフランベ(洋酒に火つけてブワっ!ってするやつ)してアルコール分を飛ばすのですが
そんな事家でしたら普通に火事になりますんでね。大人しく煮ますよ。
※フランベはやらんべ。
この「クレープを煮る」という調理法に対して、保守的な日本人にはちょっと慣れないところはあるかと思いますが
※煮るって何よ。クレープ煮るって。煮るのはジャガイモか里芋でしょうが。
※落ち着け、日本人。
温かいもちっとしたクレープ生地が柑橘系のソースと合わさって、新鮮で美味しいんですよ。
※さらにアイスクリームと合わせて「温・冷」を楽しむのもアリ。
※食堂の緑茶サーバーか。↑
そのためだけにオレンジを買うハードルが高ければ、オレンジジュースでも代用できます。
※オレンジ買うタイミング意外と無い説。
※その他の柑橘類で作っても美味しいけどね。
ちょっとオシャンなおやつ時間に、ぜひ作ってみてください。
※ちょっとイキってオシャレ気取りたい時に作ってみて。
※↑いや作りにくいわ。
本格クレープシュゼット(オレンジソース)のレシピ。
まずは、基本のクレープ生地の作り方より、クレープ生地をご用意ください。
※ちなみにお得意の『一晩寝かせる』タイプです。
※生地の準備は前日までにお済ませあそばせ。
かーらーのー。ほぼオレンジソースのレシピです。
材料(クレープシュゼット2~3枚分)
- クレープ生地・・・小さめ2~3枚
- バター・・・40g
- グラニュー糖・・・10g
- オレンジ果汁・・・100ml
※または100%オレンジジュース - オレンジマーマレードジャム・・・20g
- スライスしたオレンジ・・・適量
※オシャン気取りたいなら入れる。ぐらいで可 - グランマルニエ・・・大さじ1
※その他お好きなリキュールでも可
※「グランマルニエ」はオレンジのリキュールです。
※↑ファッション専門学校。とかじゃないのよ。
※お菓子作り(特に私のレシピ)でよく使うので、今後ともよろしくお願いいたします。
クレープ生地は、もう少し焦げ目のついた“よく焼き”の方が美味しいと思います。
※その方が香ばしくてシュゼットには合う。
※って事に仕上げてから気づいた時。
下準備
・オレンジは絞って果汁化しておく
※ちなみに1玉で100mlの果汁が取れなかったのでオレンジジュース足してます。
※二度手間。
※でもちょっと実が入るのでやっぱりモノホンのオレンジの方が吉。
・『煮て食べるクレープ』に慣れておく
手順
①フライパンにバターを入れ熱し、溶けたらグラニュー糖を加える。
②グラニュー糖が溶けたらオレンジ果汁、マーマレードジャム、スライスしたオレンジを加え、混ぜながら少し煮詰める。
※「ちょっとこの話、煮詰まってきたな・・・」じゃない方の。
※解決する事を祈る。↑
③ ②に畳んだクレープ生地を投入し、時々裏返したり表返したりして生地にソースが染み込むまで煮る。
④気持ちとろみがついてきたらグランマルニエを投入し、ひと煮立ちさせる。
※「ひと煮立ち」を、立ち昇る湯気で表現しました。
※臨場感。
⑤器に盛ったら、アツアツのうちに召し上がれ。
オシャレな本格クレープは、『巻く』『乗せる』『煮る』で食べるもの。
実際どんな?って思うでしょ?クレープを煮てアツアツで食べるって。
※理解不能。
煮る事で生地は柔らかくとろとろになって、酸味のあるオレンジのソースが絡まって
最後に洋酒がほんのり香る、大人のクレープなんです。
※歯がなくても食べられるから、歯が無い世代の『大おとなクレープ』でもいいぐらい。
日本でメジャーな、フルーツとホイップクリームを巻いてアイスクリームまで盛った、あのキラキラクレープとは、また一味も二味も違う美味しさです。
※子供の遊びじゃないのよ。クレープって。
※とはいえ巻き巻きクレープもめっちゃ美味しいけどな。
※巻けるだけ巻いて欲しいけどな。その時は。
まだ食べた事のない方は、ぜひこの大人の味を体験してみてください。
※とはいえ甘さはしっかりあるからね。
※あっさりだけが大人とちゃうよ。
ちなみに、冷やしても普通に美味しいですよ。
※安心してください。冷めてもそれはそれで美味しいですよ。
巻いても乗せても煮ても、アツアツでも冷やしてもどちらでも。
※「おはよう」から「おやすみ」まで。か
みんな大好き巻き巻きクレープ♡じゃないシャレオツ本格クレープは、どうやったって美味しいおやつなのです。
※「シャレオツ」のとこダッサ。