ババロアとパンナコッタとプリンの違い。
「菓子研究家が教える」とかイキって言うてますけどね。
要は、ババアが作るババロアです。
※ババアロア。
正しくは「ババロワ」説もありますが、美味しければどっちでもいいです。
※「ア」でも「ワ」でも美味しさは変わらない。
そもそもババロアとは?プリンやパンナコッタとどう違うのん?という話なんですが
ババロア(Bavarois)フランスのデザートで、プディングやムースの一種。主成分はアングレーズソース(卵、牛乳、砂糖を基にしたソース)で、そこに泡立てた生クリームを加えゼラチンを使用して冷やし固めます。食感は、どちらかというとゼリーに近いふんわりしたテクスチャで、冷蔵庫で冷やして食べることが一般的です。
※アングレーズソースで溺れ氏にたい。
対してパンナコッタ(Panna Cotta)イタリアのデザートで、名前はイタリア語で「固めたクリーム」を意味します。その名のとおり、主要な成分は牛乳と生クリームで、バニラなどの風味を加えることがあります。こちらもゼラチン使用して固め、ぷるんとしたなめらかなテクスチャを持ちます。
※パンナコッタの生クリームは泡だてないのよ。
そして、みんな大好きプリン(Pudding)ちゃん。こちらは主に卵、牛乳、砂糖をベースに作られ、主に蒸し焼きが主流です。ババロアやパンナコッタとは違い、ゼラチンを使わず火を通して固めるのが特徴。食感は、とろっとろからカッチカチまで、様々なテクスチャのバリエーションが存在します。
※カッチカチはないやろ。
※硬いと言われるイタリアンプリンでもカッチカチではないやろ。
そんなひんやりスイーツ3姉妹ですが、難易度で言うと
パンナコッタ→ババロア→プリン
って感じかな。
初めてパンナコッタを作って調子に乗ったら、次はババロアにチャレンジしてみてください。
※ババアじゃなくても作れます。
どこか懐かしい、優しい甘さのフランス菓子です。
※何の思い入れもないけどなんとなく泣きそうになる説。
プロ級に美味しいですが、オーブンを使わないので、オーブンを1秒も使いたくないクソ暑い日や、初心者の方にもおすすめです。
ごちゃごちゃ言いましたが、簡単に作れるプロ級フランス菓子。と思ってもらえればそれで私は満足です。
※なら最初からそう言え説。
簡単プロ級!ババロアの作り方。
材料(ココット5個分)
※材料のリンクをクリックすると、実際使った商品が見れます。
下準備
・バニラビーンズは半分にスライスして、さやから粒を削いでおく。
※バニラをビーンズするってこと。
※↑ルー語?
・結局パンナコッタとどう違うのかよくわからないけどとにかく作ってみるという強い志を持っておく。
①小さいボウルに水を入れ、粉ゼラチンを上から振り入れてふやかしておく。
※耳タコですが、ゼラチンの上から水ぶっかけんじゃないわよ。
※少しずつ振り入れて、ゼラチンが完全に水に浸るようにね。
※スパルタゼラチン塾。か。
②ボウルに卵黄と砂糖の半量を入れ、すり混ぜる。
③「3g」って入れる意味あるんか。と言いながら薄力粉を加え混ぜる。
※黙って混ぜろよ。
※ちなみにつなぎの目的で入れてます。
④鍋に牛乳と残りの砂糖、バニラビーンズとさやも入れて、中火で沸騰直前まで温める。
※再度耳タコやけど沸騰させて煮立たせるとか絶対NGね。
※↑耳にタコどんだけ作るん。
※てゆーか人に耳何個あると思ってるん。
※2個。
⑤牛乳の火を止めて一息入れたら、粗熱が取れているような気がする。
※いや取れよ。
「アッツアツ」から「アツ」ぐらいまで冷めたら、③の卵黄のボウルに少しずつ加えて混ぜる。
※冷め過ぎてもお砂糖が溶けないからね。
※でも熱過ぎても卵が固まるから。
※いわゆる「ええ塩梅」というやつです。
※↑なんの参考にもならないアドバイス説。
⑥ ⑤を鍋に戻して、弱火でとろみがつくまで温める。
※82〜85℃ぐらいまで。
※↑そこは「ええ塩梅」じゃないのね。
⑦火を止めたらふやかしておいたゼラチンを加え、完全に溶けるまで混ぜる。
※血管浮きまくりの手はご愛嬌。
ゼラチンが溶けたら、ボウルに移して冷ましておく。
⑧ボウルに生クリームを入れ、6分立て程度まで泡立てる。
※泡だて過ぎても泡立たせなさ過ぎてもダメなんよ。
※↑早口言葉。か。
⑨冷めた⑦と⑧を合わせて、なじむまで混ぜる。
※ホイッパーで混ぜると大きな泡ができるので、ゴムベラが○。
※卵液が温かいと、せっかく泡だてた生クリームがしょぼくれるので、必ず冷めてからね。
⑩ ⑨をこし器で漉して、ココット型に等分に流す。
※大きな泡が気になったら、爪楊枝で突けばいい。
※にんげんだもの。
できたら冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。
ババロアにぴったり!アングレーズソースの作り方。
急に。アングレーズソースが出てきましたが。
※アングレーズソース=液体カスタードクリーム。みたいなもん。
ババロアにぴったりのソースで、ババロアのほか、アイスクリームやフルーツに添えるだけでも美味しい万能ソースです。
※関西で言うところのおたふくソース的な。
※↑全然違う。
覚えておくと便利なので、レシピを置いて帰ります。
※どこに帰るねん。
材料(200mlできるかできないか。ぐらいの量)
- 卵黄・・・2個
- グラニュー糖・・・25g
- 牛乳・・・130ml
- 生クリーム・・・35g
- バニラオイル・・・適量
てかおいおいおい。
ほとんどババロアと材料同じじゃねーかよ。と思われるかもしれませんが、その通り。
ババロアの余った材料で作れる液体ババロアです。
①ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、すり混ぜる。
②牛乳とバニラオイルを鍋に入れ、沸騰直前まで温めたら、粗熱を取って①に少しずつ混ぜる。
鍋に戻し、とろみがつくまで混ぜながら85℃程度まで温める。
※え?デジャヴ?
③火からおろした②をボウルに移し、生クリームを加え混ぜる。
※このときの生クリームは泡立てない。
※泡だてたらまたババロアになる。
※何回作るんババロア。てなる。
④ボウルの底を氷水にあてて、混ぜながら冷ます。
容器に移して冷やしたら出来上がり。
※な?ほぼババロアやろ?
※↑誰にマウントとってるん。
シンプルでも美味しい基本のババロア。
ココット型から外して、ソースを敷いたお皿に盛り付けてみました。
ソースとか何イキってんねん。とか思われそうですが、ソースがあることによって、見栄えのガチ度が全然違います。
※ガチのババロアって何やねん。
見栄えだけでなく、なめらかぷるんと食感と、ソースのとろっと感が、ベストマッチ!
それがお口の中で融合したときの濃厚さたるや。
材料自体はシンプルなので、どこか懐かしい優しい甘さとお味。
とはいえ、ココットのままでも食べられるし、持ち運ぶならこのままの方が便利です。
ココットに入れた状態で、ソースをかけても◎。
※画像はソースかかってます。
※そうは見えないかもしれないけど、かかってます。
ババロアもアングレーズソースも、オーブンを使わないから、難しい焼成工程なしで初心者でもプロ級に作れます。
酷暑でオーブンを1秒たりとも稼働させたくないとき、焼き菓子に疲れたとき、たまにはこんな冷んやりデザートも、ええんとちゃうか。
※最後浪花。
本気でババロアが作りたくなったら、ぜひに。
製菓材料・お道具は、まとめてcotta ←が便利でお得です。
ババロア Q&A。
ババロアについて、特に質問とか需要があるかどうかはわかりませんが、あることを信じて質問を考えてみます。
※そんな無理に作り出さんでも。
(40代・女性)
Q:陽キャのキャッツアイやってます。
このババロアを、フレーバーでアレンジすることは可能ですか?
A:キャッツアイが陽キャになると、こんなにワクワクするものなんですね!こんなに陽気な怪盗は見たことないです^^
ババロアのアレンジでおすすめなのは、チョコとストロベリーです。チョコレートは溶かしたチョコレートを、ストロベリーはいちごのピューレを加えるだけで簡単に作れます。「チョコババロア」や「いちごのババロア」でレシピ検索して、このプレーンババロアのレシピをベースに、ぜひアレンジしてみてください^^
※笑顔で検索を促して他人のレシピを紹介する商売っ気のなさ。
(20代・男性)
Q:木こりです。
バニラはバニラビーンズでないとダメですか?バニラオイルで代用はできないですか?
A:そうは見えませんが、若手の木こりですね!将来が楽しみです^^
バニラビーンズは、バニラオイルでも代用できます。ただし、香りがやはりビーンズに比べると劣るのと、ビーンズのつぶつぶがプロっぽく見えるポイントだったりするので、より本格的に作るなら、やっぱりバニラビーンズがおすすめです。もう少しコストを抑えるなら、バニラビーンズペーストが、粒感も残るのでおすすめです。
木こりとお菓子作りの二足のわらじ、大変そうですが応援しています^^
以上、あってもなくてもいい質問コーナーでした。
※そんなん言わん取ってwや。
お役に立てれば幸いです。