お菓子のレシピで使う「ホワイトチョコレート」どれにする?

製菓材料研究室
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“製菓用”ホワイトチョコと“市販”のホワイトチョコの違いとは?

以前、製菓用チョコレートについて熱苦しく語りましたが
※熱でチョコ溶けるわー。言うて。
※言うてへんわ。

チョコの中でも、ホワイトチョコレートという枠が存在します。
※いわゆる「ホワイトチョコ枠」です。
※せめてひねれ。↑

みなさん、どう選んでいますか?ホワイトチョコレート。

って聞かれても、そんなに選択肢が無いのがホワイトチョコレートなんです。
※茶色いチョコと違ってミルクとかビターとか無い。
※カカオ◯%とかのカカオ縛りも無い。
※大まかに見てコーティングかチョコチップかそれ以外か。しか無い。
※もしくは「俺か、俺以外か。」

ま、実際あまり使う事がないのでね。
※登場回数少なめ。
※オバQで言うところの「U子さん」ぐらいの頻度。
※頻度少ないけどインパクトはスゴいU子。↑

「選択肢」もクソもないのですが。
※「クソ」とか言わないのよ。女の子は。

でも、その選択肢の少ないホワイトチョコを、私は「市販品」と「製菓用」で使い分けています。
※急に市販品を枠内に押し込む。

ザックリ言うと、溶かして(その他の材料に)混ぜる時は製菓用

“具” として混ぜる時は市販品

理由は味の違い。
※ちなみに原材料は市販品も製菓用もほとんど変わりません。
※どちらも砂糖・ココアバター・全粉乳・脱脂粉乳などが主な材料。

どちらが美味しいとかいう事ではなく、使い道に合うかどうか?が問題。
※味だけで言うならどっちも美味しいで。
※↑ホワイトチョコへの媚びハンパない。
※合言葉は「とにかくメーカーを敵に回すな。」

個人的見解ですが、製菓用として販売されているホワイトチョコレートは、濃厚だけど味はあっさりめ。スッキリした甘さのクセの無い正統派ホワイトチョコ。
※学級委員長に推薦されるタイプの子。
※推薦されても「いやいや、私なんて・・・」って1回遠慮するタイプの子。

他の材料の邪魔をせず、ひっそりと脇役に回り、でも存在感はちゃんと出してくれる。

だから加工向き

対して市販品は甘味、コク、ミルク感ともに、ちゃんと個性を出してくれる。
※勉強イマイチやけどムードメーカー的存在の子。
※先生より同級生からの人気が高いタイプの子。

当たり前の話ですが、市販のホワイトチョコは「そのまま食べて美味しい」ように作られているので
※加工前提でない。

食べ方としては、そのまま食べるのが一番美味しい。
※そもそも加工される気が無い。

だから具材向き
※固形のまま混ぜるとかトッピングに使うとか。

もちろん好みの問題もありますが、私はそんな感じで使い分けています。
※お得意の「最後は自分の匙加減」説。

本格お菓子作りに「市販のホワイトチョコ」は邪道か?問題。

でもちょっと、ちょっとちょっとだけ、プロ級の味に仕上げるのに「市販品」を使う事に抵抗がある方もいるかもしれません。
※序盤にザ・たっちおったよね。

プロ級のスイーツを作るには、プロ用の食材じゃないと本格的な味は出せないに決まっている。

と決めつけているあなた!
※え?私?
※じゃなくてその隣のあなた!
※↑誰。

普通にそんな事ありませんよ
※答え普っ通ぅ。

要は、最終的に作るお菓子の味の組み立ての中で、その材料が最大限活かされ、バランスよく配置されて、結果「めっちゃ美味しくない!?」と思われれば、そこに市販品か製菓用かなんて、関係ないのです。
※ハイ。オッパッピー。

先日も、レシピ作成のお仕事で市販品を使ったお菓子を作りましたが
※全てスーパーで揃う材料のみで作りました。

少しのコツと香り付けをしただけで、本当にプロみたいなお店の味にする事ができました。
※自分天才説。
※俺の腕にかかれば・・・説。
※ただのマウント取りゴリラ説。
※↑マウンテンゴリラの語源説。
※↑全然違います。

最終的に、「美味しければそれが正義」と心得ましょう。
※「心得る」の使い方合ってます?
※↑お菓子作りより日本語を学べ。

ちなみに、価格の差としては「市販品」<「製菓用」で、製菓用の中でも高級なホワイトチョコは、市販の一般的なホワイトチョコの2倍にもなる事もあります。

が、高価格=美味しい とも言い切れません。

美味しいかどうかは値段ではなく、プロ向けの材料かどうかでもなく、どう美味しく使うかにかかっています。
※突然の責任感。

ホワイトチョコの「カカオ○%」ってどういう意味?

ちなみに、ホワイトチョコレートにはカカオマスが入っていないのに、「カカオ◯%」と書かれたホワイトチョコレートがありますが

どういうトリック?と思いませんか?
※手品じゃないんだから。カラクリとか無いよ。

ホワイトチョコレートに含まれる「カカオ分」とは、ホワイトチョコレートの原材料である「ココアバター」に含まれものです。

だから、カカオマスが入っていない白いチョコレートでもカカオ分が表示できる・・そうです。
※関西弁の「知らんけど」的な。

以上、これらを踏まえて、みなさんの今後のホワイトチョコを使ったレシピの参考になれば、とっても嬉しいです。

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